小説『アヒルと鴨のコインロッカー』感想と魅力

独り言

はじめに


どんでん返し系の小説が好きなみやなごんです。

皆さんはどんでん返し系の小説好きですか? 読み進めていくうちに最後に待っている驚きを味わうと何度も味わいたい気持ちになります。

そんなあなたにオススメなのが伊坂幸太郎の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』です。

一見するとただの青春ですが、読み進めるうちに驚きの展開が待っています。

ネタバレなしで紹介します!

思い込み(ネタバレなし)


大学進学のために仙台へ引っ越してきた主人公・椎名。 アパートで隣の住人・河崎に「一緒に本屋を襲わないか?」と新しい憂えるところから物語が始まります。

物語は現在と過去の二つの視点で進み、やがて謎が解明されていく構成。

読んで感じたこと


伏線回収が見事!こと出来事途中で気にならなりましたてセリフ瞬間は鳥肌モ
「え?どういうこと?」と思った不思議が、後からパズルのピースのようにハマって気持ちがたまりません。途中で考えることなく出てくる感じや小さな出来事が、終盤になって大きな意味を持つ瞬間は鳥肌モノです。

人間ドラマが深い、引き込まれます。​​
特にボブ・ディランの「風に吹かれて」という曲がストーリーの象徴的な存在になっており、読んでからじっくり歌詞を調べてみました。

読み終わった後にタイトルの意味を考えたくなる『アヒルと鴨のコインロッカー』というタイトルが、物語の重要なテーマと密接に取り組んでいることに気づいたとき、「なるほど……」と感激しました。

こんな人におすすめ!

✅伏線回収がしっかりした小説が好きな人

✅ただの一時ではなく、人間ドラマも楽しみたい人

✅仙台の街が舞台なので、東北に興味がある人

伊坂幸太郎作品は全体的に会話が軽い妙で、読んでテンポがいいものの魅力のひとつ。

『アヒルと鴨のコインロッカー』は、読み終えた後に「なるほど!」と驚く一冊。

私のオススメはお金の掛からない公共の図書館です(^^)/

気になった方は、ぜひ手に取ってみてください!

楽天、Amazonでも購入可能です。

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