「運動しなきゃとは思っているけど、なかなか続かない…」
そんな方に向けて、今日は私が3年間筋トレを続けてきた話を書こうと思います。きっかけは決してポジティブなものではありませんでした。転勤後に体調を崩したことが、すべての始まりでした。
転勤後の不調:気づかないうちに積み重なっていたダメージ
正直なところ、転勤直後は「なんとかなっている」と思っていました。仕事も回っているし、生活も整っている。でも今振り返ると、自分では気づかないうちに、体と精神の両方にじわじわとダメージが積み重なっていたと思います。
環境が変わるというのは、それだけでかなりのストレスがかかるものです。職場の人間関係、生活リズム、慣れない土地。どれも「大したことではない」と頭では思っていても、体は正直でした。なんとなく疲れが抜けない。眠りが浅い。気力がわかない。そういう状態が続いていました。
詳しくは「転勤を機に身体がおかしくなった話」にも書きましたが、あのとき「このままでは本当にまずい」と思って行動を起こしたことが、今の自分につながっています。
なぜ筋トレを選んだのか:市営ジムの「近さ」が決め手だった
体を立て直す方法はいろいろありました。ウォーキング、食事改善、ストレッチ。でも私が選んだのは筋トレでした。理由は単純で、近所に市営のジムがあったからです。
1回200円という破格の値段で使える市の施設で、設備は決して豪華ではありません。ベンチプレス台、レッグプレス、ラットプルダウンといった基本的なマシンが中心。でも初心者の私にはそれで十分でした。「とにかく始めやすい環境にある」ことが、継続できた一番の理由だと思っています。
最初はとにかく「何かしなければ」という気持ちだけでした。ハードルを下げるために、まずは週1回だけ行くと決めました。「続けること」よりも「やめないこと」を目標にしたのが、結果的によかったと思っています。
私の筋トレメニュー(3年間の変化)
【始めた頃(1年目)】市営ジムで週1〜2回、とにかく続けることが目標
最初のトレーニングで今でも鮮明に覚えているのが、レッグプレス75kg・10回・3セットをやりきった直後のことです。終わった瞬間、吐きそうになりました。そして翌日は物凄い筋肉痛。「これが筋トレというものか」と、当時はかなり衝撃を受けました。
マシンの使い方もよくわからないまま、市営ジムのスタッフに教わりながら週1〜2回通い続けました。メニューはレッグプレスを中心に、ラットプルダウン(懸垂の練習)、ベンチプレスなど基本的なものだけ。フォームも重量も、とにかく「続けること」を最優先にしていました。
ちなみに懸垂は最初1回もできませんでした。バーにぶら下がっても体が全然上がらない。それが今は地味に悔しくて、「いつかできるようになってやる」というモチベーションになっていきました。
【慣れてきた頃(2年目)】自宅にダンベルとベンチを導入
2年目になると、市営ジムだけでは物足りなくなってきました。ジムの設備だと、やりたいメニューができないことも出てきたため、自宅にダンベルとトレーニングベンチを購入しました。
市営ジムに行けない日は自宅でダンベルトレーニング、行ける日はジムでマシンをフル活用、という組み合わせに。頻度が上がったことで体の変化も少しずつ見えるようになってきました。懸垂も少しずつできるようになり、数回なら連続でこなせるようになってきたのもこの頃です。
【今(3年目)】レッグプレス188kg・懸垂7〜8回に到達
最初にレッグプレス75kgで吐きそうになった私が、今では188kg×3セット、177kg×2セットまで扱えるようになりました。同じ種目で数字が倍以上になったのは、積み重ねの結果だと実感しています。
懸垂も、最初は1回もできなかったのが、今では連続で7〜8回こなせるようになりました。この変化は数字で見てもわかりやすく、「続けることで体は確実に変わる」という実感がそのまま数値になっています。
3年で体重マイナス10kgになるまで
正直に言うと、最初から体重を落とすことが目的ではありませんでした。体調を整えることが最優先でした。でも結果として、3年間で体重が約10kg減りました。
食事を極端に制限したわけでもありません。筋トレを続けることで基礎代謝が上がり、体の使い方が変わり、食欲のコントロールもしやすくなりました。「体を動かす気持ちよさ」がわかってくると、自然と食生活も整ってきます。
体重が落ちるだけでなく、転勤後の不調が消えていったことのほうが、個人的にはずっと大きな変化でした。あの頃のだるさや気力のなさが、今ではすっかりなくなっています。
まとめ:きっかけは「不調」でもいい
筋トレを始めたきっかけは、転勤後の体調不良でした。ポジティブな動機ではありませんでした。でも今振り返れば、あの不調があったから行動できたとも思っています。
「健康のために運動しなきゃ」とは思っていても、なかなか動けない時期は誰にでもあります。でも体が悲鳴を上げたとき、それがいちばんのきっかけになることもある。大切なのは、そのきっかけをつかんで、小さく始めることです。
まずは週1回、近くのジムに行くだけでいい。続けることを優先して、あとは体が勝手に変わっていきます。市営ジムなら1回200円から始められます。継続さえできれば、3年後の自分は必ず変わっています。
※本記事は個人の体験に基づく内容です。体調や体質には個人差があります。持病のある方は医師にご相談ください。
