我が家は家族5人で、毎年10万円ほどふるさと納税をしています。その支払いは、最初からずっと楽天カード1枚です。普段の買い物もメインカードはあえて1枚にまとめているので、ふるさと納税も当然のように同じカードで払ってきました。
このカード選びは地味に見えて、実は家計にじわじわ効いてきます。ふるさと納税は返礼品や税金の控除だけでなく、支払いに使ったクレジットカードのポイントも貯まるからです。つまりカードを見直すだけで、返礼品+ポイントの「二重取り」ができます。年10万円ともなると、この差が毎年積み重なっていきます。
この記事では、ふるさと納税でクレジットカードを選ぶときの考え方と、我が家が20年使い続けている1枚を、実体験を交えてお伝えします。
この記事の結論
- 2025年10月、ポータルサイト独自のポイント付与は廃止。いま残る確実な“上乗せ”は支払いに使うクレジットカードのポイントだけです
- 寄付分の還元は0.5〜1%程度。だから「ふるさと納税専用カード」ではなく、普段使いで得をするメインカード1枚で払うのが正解です
- 我が家(家族5人・年10万円)は、楽天ふるさと納税の支払いも楽天カード(年会費永年無料・20年愛用)に集約して、ポイントを貯めやすくしています
📋 この記事の目次
ふるさと納税はクレジットカード払いが基本です
まず大前提として、ふるさと納税の寄付は、ネットショッピングと同じようにクレジットカードで支払えます。そしてクレカ払いにすると、寄付額に応じてカードのポイントが貯まります。
つまり、ふるさと納税で得られるお得は、こう整理できます。
| もらえるお得 | 内容 |
|---|---|
| ① 返礼品 | 寄付した自治体から届く特産品や日用品 |
| ② 税金の控除 | 自己負担2,000円を除いた分が控除・還付される |
| ③ カードのポイント | 支払いに使ったクレカのポイント |
①と②は誰がやっても同じですが、③だけは「どのカードで払うか」で差がつきます。ここが今回のテーマです。
2025年の制度変更で「ポイントの考え方」が変わりました
かんたんに言うと、2025年10月から、ポータルサイトが独自に上乗せしていたポイントが廃止されました。その結果、ふるさと納税で残る“上乗せ”は支払いに使ったクレジットカードのポイントだけになりました。だからこそ「どのカードで払うか」が、以前にも増して大事になっています。
制度変更そのものの全体像や「廃止後もふるさと納税をやる価値があるのか」については、別記事で詳しくまとめています。あわせて読むと、今回のカード選びの背景がより腑に落ちると思います。
▶ 【2026年版】ふるさと納税まだやる価値ある?ポイント廃止後の新しい選び方
参考:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」(制度の最新情報はこちら)
クレカ選びで還元率に差がつきます|やりがちな失敗
正直にお伝えすると、ふるさと納税の寄付そのものに付くポイントは、どのカードでもおおむね0.5〜1%程度です。コンビニなどで高還元になるカードでも、ふるさと納税は対象外のことが多いんですね。
だからこそ大事なのは、「ふるさと納税のためだけにカードを選ぶ」のではなく、ふるさと納税も含めた家計全体で得をするメインカードを1枚決めるという発想です。ありがちな失敗を、正解とセットでまとめました。
| 観点 | ありがちな失敗 | 正解の考え方 |
|---|---|---|
| 還元率 | 何となく作った還元率0.5%以下のカード | 普段使いで高還元になる1枚に集約 |
| 年会費 | 特典に釣られて有料カードを契約 | まずは年会費永年無料から選ぶ |
| 枚数 | ポイントが分散して使い道に困る | メインを絞ってポイントを貯めやすく |
ちなみに我が家は、ふるさと納税に限らず普段の支払いもメインカードを1枚に集約しています。あれこれ使い分けるとポイントが分散して、結局どれも中途半端になりがちです。1枚にまとめておくと、貯まるポイントもまとまり、使い道にも迷いません。カードは「枚数」より「集約」のほうが得だと、続けてきて実感しています。
我が家の選び方|家族5人・年10万円ふるさと納税の実体験
我が家は夫婦と子ども3人の5人家族です。ふるさと納税は年間10万円ほどで、返礼品はティッシュやトイレットペーパーなどの日用品と、お米やお肉といった食品を中心に選んでいます。育ち盛りの子どもが3人いると、こうした生活必需品が届くだけで家計がかなり助かるんです。
そんな我が家がずっと続けているのは、とてもシンプルな考え方です。「ポイントを散らさず、普段使いでいちばん得をするカードにまとめる」ということです。
我が家はこの考え方を、ずっと楽天カード1枚で実践してきました。ふるさと納税の支払いも毎年同じカードなので、貯まり方も使い道もシンプルで、どれを使おうか迷うことがありません。
たとえば我が家の場合、ふるさと納税の支払いそのもので付くポイントは年間でごくわずかです。年10万円の寄付に対して0.5%なら、500円分ほど。正直、これだけを目当てにカードを選ぶ意味はあまりありません。本当に効いてくるのは、ふるさと納税を含めた毎日の支払いを1枚に集約したときの還元の積み重ねです。コンビニ・スーパー・光熱費まで同じカードに通すと、年間では無視できない差になっていきます。
ふるさと納税におすすめのクレジットカード
そんな我が家がメインカードとして実際に使っているのが楽天カードです。私はもう20年近く楽天カードを使い続けていて、楽天ふるさと納税の支払いもこの1枚にまとめています。楽天市場でのふるさと納税は、楽天カードで払うとポイントが貯まりやすく、まさに「二重取り」がいちばん素直にできる組み合わせなんです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料(持っているだけなら負担ゼロ) |
| 基本還元率 | 100円につき1ポイント(還元率1%)の楽天ポイント |
| ふるさと納税との相性 | 楽天ふるさと納税の支払いに使える。普段の買い物と同じ楽天ポイントが貯まる |
| 使いやすさ | 貯めたポイントは楽天市場や街のお店、ポイント投資にも使える |
私がこのカードを「家計のメイン」に選んでいる理由は、年会費が永年無料で持ち続けるリスクがなく、楽天ふるさと納税をはじめ日々の支払いで楽天ポイントがコツコツ貯まるからです。ふるさと納税は年に数回ですが、毎日の買い物は365日あります。同じ経済圏にまとめておくと、ポイントの貯まり方も使い道もシンプルになりました。
もちろん「楽天経済圏を使っていない」ご家庭なら、別のカードがメインでも構いません。たとえば三井住友カード(NL)はコンビニ・対象飲食店のタッチ決済で高還元になる人気の1枚です。大事なのは特定の1枚を全員に勧めることではなく、「自分がいちばん使う経済圏のカードに集約する」という考え方そのものです。
ポイント二重取りのやり方(寄付までの手順)
難しい操作は一切ありません。普段のネット注文とほぼ同じ流れです。
| 手順 | やること |
|---|---|
| STEP1 | 控除上限額を確認する(各ポータルのシミュレーターでOK) |
| STEP2 | 返礼品を選んでカートに入れる |
| STEP3 | 支払い方法でメインのクレジットカードを選択 |
| STEP4 | ワンストップ特例 or 確定申告で控除手続き |
ひとつだけ、毎年やっておくと安心なのがSTEP1の上限額チェックです。我が家も、収入や家族構成が変わった年は、寄付しすぎて自己負担が増えてしまわないよう、必ず先にシミュレーターで上限を確認してから返礼品を選んでいます。ここさえ押さえておけば、あとは普段のネットショッピングとほとんど同じ感覚で進められます。
ふるさと納税クレカ払いの注意点
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 名義をそろえる | 寄付者とカード名義は同じにする(家族名義はNGの場合あり) |
| 上限を超えない | 控除上限を超えた分は自己負担になる |
| 申請を忘れない | ワンストップ特例の期限・確定申告を忘れずに |
よくある質問(FAQ)
Q. ふるさと納税の支払いに、どのカードでも高還元になりますか?
A. いいえ。寄付分の還元はおおむね0.5〜1%程度です。だからこそ「普段使いで得をするメインカード」を選ぶのがおすすめです。
Q. 家族のカードで払ってもいいですか?
A. 原則、寄付者とカード名義は同じにする必要があります。夫の寄付は夫名義のカードで支払いましょう。
Q. ポイントはいつ付きますか?
A. 通常のカード利用と同じタイミングで付与されます。返礼品とは別に、後からカードのポイントとして反映されます。
Q. 2025年にポイントが廃止されたと聞きました。もうお得じゃないのでは?
A. いいえ。廃止されたのは「ポータルサイトが独自に上乗せしていたポイント」だけです。①返礼品と②税金の控除という本体のメリットはそのまま残っています。さらに③支払いカードのポイントも引き続き付きます。むしろ“上乗せ頼み”がなくなった分、毎日の支払いを得なカードに集約しておく基本が、より大事になったと言えます。
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ふるさと納税は、ほんの少しの工夫で「もらえるもの」が増えていく制度です。特別な裏ワザがなくても、支払いに使うカードを見直すだけで、毎年の積み重ねは確実に変わってきます。次回は、我が家が実際に選んでよかった返礼品についても、体験を交えてご紹介していく予定です。更新できたタイミングでまたのぞいてもらえたら嬉しいです。

