今日は、私が約4年間使い続けているアプリの話をしたいと思います。
マネーフォワードMEです。
使う前の私は、完全などんぶり勘定でした
正直に言います。マネーフォワードを使い始める前の私は、自分の貯金がいくらあるかすら把握できていませんでした。
複数の銀行口座があって、どこにいくら入っているか曖昧。クレジットカードの引き落とし額もなんとなく。月々の支出がいくらかも、深く考えたことがありませんでした。
「まあ、なんとかなるだろう」という典型的などんぶり勘定です。
実際にはほとんど貯金ができていませんでした。毎月なんとなくお金が出ていき、残ったものをなんとなく使い切っていました。気がついたら月末、残高はほぼゼロ。ボーナスで不足分を補填する、という生活を何年も続けていました。
転機は、コロナ禍にYouTubeでリベ大(両学長)に出会ったことです。「まず家計の収支を見える化しよう」という言葉が刺さり、そこで始めたのがマネーフォワードMEです。約4年前のことです。
使ってみて、特に良かった点
一番助かっているのは、複数の口座をまとめて一括管理できることです。
銀行口座、クレジットカード、楽天証券やSBI証券の投資口座まで、すべてを一画面で確認できます。以前は複数の通帳やアプリを別々に確認していましたが、今は朝の5分でざっと全体像を把握できるようになりました。
特に気に入っているのは、資産のグラフ表示です。投資口座も連携しているので、積立NISAの残高がどう増えているかが視覚的にわかります。数字が上がっているのを見ると、単純にうれしい。「ちゃんと積み上がっているんだ」という実感が、続けるモチベーションにもなっています。
家計の内訳も自動で分類してくれるので、「食費が多い月だったな」「今月は外食を減らせた」という振り返りが簡単にできます。細かく家計簿をつけるのが苦手な私には、ちょうどいい管理方法です。
4年間使い続けて思うこと
家計管理というと「節約しなきゃ」「支出を細かく記録しなきゃ」というイメージがあって、正直めんどくさいな……と思っていた時期がありました。
でもマネーフォワードは、銀行やカードを連携させれば自動で記録してくれます。細かく入力する必要がほとんどない。それが4年間続けられた理由だと思っています。
お金の全体像が見えると、不安が減ります。「なんとなくお金がない気がする」という漠然とした不安が、「今月はここで使いすぎたな」「来月はこの固定費を見直そう」という具体的な行動に変わっていきます。
数字で言うと、使い始める前は月末残高がほぼゼロ・ボーナス補填の繰り返しでしたが、今は毎月の支出が手取りの約80%以内に収まるようになりました。残りを積立や貯蓄に回せるようになったのは、「見える化」で無意識の使いすぎに気づけるようになったからだと思っています。
まだ家計の管理をしていない方、まずはマネーフォワードを入れてみることをおすすめします。
見えることから、すべてが始まります。
マネーフォワードMEの始め方:口座連携は5分でできる
「使ってみたいけど、設定が難しそう」と思っている方へ。マネーフォワードMEの口座連携は、思っている以上に簡単です。基本的な手順はこの流れです。
- アプリをダウンロード(iOS・Android両対応)
- メールアドレスかSNSアカウントで登録
- 「口座を追加」から銀行・クレジットカードを選ぶ
- ネットバンキングのIDとパスワードを入力して連携完了
- あとは自動で入出金が記録される
最初に主要な口座を連携しておけば、あとは基本的に何もしなくてOKです。私は銀行2口座・クレカ2枚・証券口座2つを連携させています。毎朝アプリを開いて、昨日の支出をざっと確認するだけ。それだけで家計の全体像が把握できます。
無料版と有料版(プレミアム)の違い
マネーフォワードMEには無料版と有料版(月額500円程度)があります。私は4年間ずっと無料版を使っています。
| 機能 | 無料版 | 有料版(プレミアム) |
|---|---|---|
| 連携口座数 | 4件まで | 無制限 |
| データ閲覧期間 | 直近1年 | 無制限 |
| 資産推移グラフ | ○ | ○(より詳細) |
| 家計診断・アドバイス | × | ○ |
| 広告表示 | あり | なし |
口座数が4件以内に収まるなら、無料版で十分だと感じています。複数の銀行・カード・証券口座を全部つなぎたい場合は有料版の検討価値があります。まずは無料版で使い勝手を試してみることをおすすめします。
使って気づいたデメリット・注意点
良い点ばかり書くのは不誠実なので、気になった点も正直に書きます。
- セキュリティへの不安:銀行のパスワードを入力することへの抵抗感は最初ありました。マネーフォワードは「参照専用」の連携なので、アプリ経由で送金・引き出しはできない仕組みですが、気になる方は公式サイトのセキュリティポリシーを確認することをおすすめします。
- 連携できないカード・銀行がある:地方銀行や一部のクレジットカードは連携非対応のことがあります。私が使っている地方銀行は対応していなかったため、そこだけは手動入力しています。
- 自動分類がズレることがある:支出のカテゴリ分類が自動で行われますが、たまに「食費」が「日用品」になっていたりします。完璧ではないので、月1回ざっと見直す習慣を持つと良いです。
マネーフォワードで家計が変わった、具体的な話
使い始めて一番驚いたのは、サブスクの「ゾンビ」を発見したことです。すっかり忘れていたサービスの月額料金が、何年も引き落とされていたことに気づきました。金額は月数百円でしたが、年間で数千円。「使っていないのに払い続けていた」という事実が、目に見える形で確認できました。すぐ解約しました。
また、外食費が月によって大きくブレていることも見えてきました。残業が多い月は外食が増え、食費が跳ね上がる。それが数字でわかるようになってから、「今月は外食が多いな」と自然と意識するようになり、コンビニで済ませることを少し減らすようになりました。劇的な節約ではありませんが、「意識する」だけで行動が変わるというのが、家計管理の本質だと感じています。
もっと大きかったのは、固定費の見直しにつながったことです。家計全体が「見える」ようになって初めて気づいたのが、毎月の保険料の重さでした。貯蓄型保険と医療保険を夫婦分合わせると月6〜7万円ほど。数字で見て初めて「これは見直さないといけない」と判断でき、保障内容を整理して大幅に圧縮しました。
スマホも同様です。夫婦ともに大手キャリアを使っていたのを楽天モバイルへ乗り換え、月約1万円の節約になりました。こうした見直しは、家計全体の支出構造が「見える」状態でないと、なかなか踏み切れないものです。マネーフォワードで全体像を把握できていたことが、決断の後押しになりました。
まとめ:まず「見える化」から始めよう
資産形成の第一歩は、積立NISAでも投資信託でもなく、「今の自分のお金の状態を知ること」だと思っています。どこにいくらあって、毎月いくら使っているか。その把握ができていないと、何をどう改善すればいいかもわかりません。
マネーフォワードMEは、その「見える化」を無料で・自動で・続けやすい形でやってくれるツールです。家計管理が苦手な人ほど、使ってみてほしいと思います。
※本記事は個人の体験に基づく内容です。アプリの仕様・料金は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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