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マネーフォワードMEは有料版が必要?家族5人・複数口座を管理して感じた無料版との違い

この記事は約8分で読めます。

マネーフォワードMEの無料版を使っていたとき、ある日突然「これ以上口座を追加できません」という壁にぶつかりました。

「え、まだ全部の口座を登録していないのに?」

家族5人分の銀行口座・証券口座をまとめて管理しようとしていたわたしには、無料版の4件という上限はあまりにも少なかった。結果的にプレミアム版(有料版)に切り替えたのですが、この判断は正解でした。

この記事では、実際に家族の複数口座をマネーフォワードMEで管理しているわたしの体験をもとに、無料版と有料版の違い・切り替えた理由・使ってみての変化を正直に書きます。

📋 この記事でわかること

  • マネーフォワードMEの無料版が4件に削減された理由と背景
  • 家族5人・複数の証券口座を管理するにはプレミアム版が必要な理由
  • 無料版とプレミアム版の機能・料金の違い(比較表あり)
  • 有料版に切り替えて実際に変わったこと(体験談・資産推移グラフあり)
  • プレミアム版のデメリット・向いていない人も正直に解説

マネーフォワードMEの無料版で「もう限界」と感じた瞬間

最初にマネーフォワードMEを使い始めたのは2021年ごろです。当時は「お金の流れを見える化したい」という動機で、とりあえず無料版を試してみました。

最初はメインバンクと楽天カードを連携する程度だったので、無料版で十分だと思っていました。ところが徐々に「ここも見たい」「あの口座も登録したい」と欲が出てきて、気づいたら上限に達していたのです。

無料版の連携上限は、以前は10件でした。それが2023年ごろに4件に大幅削減されました。この変更を知らずに「なんで追加できないんだろう」と悩んだ方も多かったのではないでしょうか。

「4件のうちどの口座を残すか」を真剣に考えました。給与振込口座は外せない。メインのクレジットカードも外せない。では楽天証券は?地方銀行は?証券口座を外してしまうと、資産の大部分が見えなくなります。結局どれも切り捨てられず、「毎回ログインして手動で確認するしかない」という状態が数週間続きました。この不便さが決め手になり、プレミアム版への移行を本格的に検討し始めました。

わたしも同じです。気づいたら4件を超えていて、新しい口座を追加しようとしたらエラーになった。「もう有料版しかないか」と思いながら料金を調べてみると、月額500円(年払いなら5,300円)とあって、「これなら払えるな」と判断しました。

無料版と有料版(プレミアム)の違いを整理する

切り替える前に改めて比較してみました。

機能無料版プレミアム版
連携口座数4件まで無制限
月額料金0円500円(年払い5,300円)
データ閲覧期間過去1年のみ無制限
口座一括更新個別に手動ワンタップで全口座
資産推移グラフ直近のみ長期グラフ表示可能
広告表示ありなし

最大の違いは連携口座数が無制限になることです。家族分の口座を含めると軽く10件を超えるわたしには、これが決め手になりました。

もうひとつ大きいのがデータの閲覧期間が無制限になること。無料版は過去1年分しか見られないので、「今年と去年の同じ月を比べたい」というような使い方ができませんでした。有料版にしてから、2021年からの資産推移をずっと遡って確認できるようになりました。これは思っていた以上に便利でした。

わが家の口座数を数えてみたら…4件では全然足りなかった

プレミアム版に移行した後、実際に連携している口座を数えてみました。わが家は夫婦と子供3人の5人家族です。子供3人を含めて全員が楽天証券でNISA口座を持っており、わたし本人のみSBI証券も使っています(約20万円ほどでほぼ放置状態です)。

  • SBI銀行(給与振込口座)
  • 地方銀行(家族用・日常支出管理)
  • 楽天証券(家族5人全員のNISA口座)
  • SBI証券(わたしのみ・約20万円ほど保有)
  • クレジットカード数枚

証券口座は家族それぞれがNISA口座を持っているため、1人1口座とカウントしても複数になります。これだけで軽く10件を超えます。

無料版4件では、給与振込口座とメインカード1〜2枚を登録したら終わりです。資産形成を家族全体で把握したい場合、無料版では根本的に機能が足りません。

「自分ひとりの口座しか管理しない」「メインバンク1つとカード1〜2枚だけ見られれば十分」という方なら無料版で足りると思います。ただ、家族の資産をまとめて見たい、証券口座も含めて管理したいという場合は、プレミアム版一択です。

プレミアム版への移行手順(5分でできた)

切り替えの手順はとてもシンプルでした。

  1. マネーフォワードMEアプリを開く
  2. 左上のメニュー→「プレミアムサービス」をタップ
  3. プランを選択(月払い or 年払い)
  4. 決済情報を入力して完了

わたしは年払い(5,300円)を選びました。月払いより460円ほど安くなり、手続きも年1回で済むからです。

月払い(月500円)か年払い(5,300円)かで少し悩みましたが、計算すると年間700円の差です。「どうせ続けるつもりなら年払いが確実にお得」と判断しました。まだ使い心地を確かめたい方は月払いから始める選択肢もあります。わたし自身は「家族5人分の口座を全部登録したら、もうやめられないな」とすでに確信していたので、最初から年払いにしました。

切り替えてすぐに、連携制限が解除されて口座を追加できるようになりました。今まで「見られなかった口座」を一気に登録したときの達成感はなかなかのものでした。

有料版に切り替えて変わったこと

プレミアム版にして実際に変わったことを正直に書きます。

家族全体の資産を「ひとつの画面」で確認できる

これが一番大きな変化です。夫婦それぞれのNISA口座、子どものジュニアNISA(旧制度)、iDeCo、銀行口座——これらをすべて1つの画面で確認できるようになりました。

以前は「たぶん全部合わせると○○万円くらい」という感覚でしか把握できていませんでした。今は毎朝アプリを開けば、昨日比でいくら増減したかが一目でわかります。

長期の資産推移グラフが見られる

無料版は過去1年分しかデータを遡れませんでしたが、プレミアム版は制限なし。わが家の場合、2021年2月のデータから記録されており、当時の家族全員分の合計資産は698,695円でした。

マネーフォワードMEの資産推移グラフ(2021年〜2026年)

それが2026年4月現在、家族5人分の合計で2,750万円を超えています。数年分のグラフを見ると、積み立てが着実に積み上がっている様子が視覚的にわかります。「続けてきてよかった」という実感が、数字とグラフで確認できるのは思っていた以上にモチベーションになります。

2022年ごろには市場が大きく下落した局面もありました。そのときに長期グラフを見返すと「下がってはいるが、積み立て開始時よりはまだ上にある」という事実が確認できました。一時的な下落に動揺しそうになっても、グラフを見れば冷静に「積み立てを続ける」という判断を維持できます。長期データが見られることは、投資のメンタル管理としても効果的でした。

この資産形成の軌跡については6年で85万円から2,752万円になった資産形成の全記録にも詳しく書いています。

口座の一括更新が便利

無料版では口座ごとに個別で更新する必要がありましたが、プレミアム版はワンタップで全口座を一斉更新できます。口座が増えれば増えるほどこの便利さは大きくなります。

有料版のデメリットも正直に書いておく

ここまでメリットを書いてきましたが、デメリットも正直に書きます。

最大のデメリットは月500円のコストがかかることです。年払いでも5,300円の出費になります。「家計管理のために月500円を払う価値があるか?」と問われると、正直、人によって判断が分かれると思います。ひとりで口座数件しか管理しない方、シンプルな家計のみの方にとっては、無料版でも十分かもしれません。

なお、マネーフォワードMEにはさらに上位のアドバンスプラン(月980円・年払い9,800円)もあります。プレミアムプランの機能に加え、家計診断レポートや専門家へのオンライン相談が利用できるプランです。わたし自身は利用していないため使い心地はお伝えできませんが、より専門的な家計サポートが必要な方には選択肢のひとつになるでしょう。

こんな人はプレミアム版を検討する価値あり

改めて整理すると、以下に当てはまる方はプレミアム版の費用対効果が高いと思います。

  • 家族の口座も含めて管理したい
  • NISA・iDeCo・証券口座を複数持っている
  • 無料版4件の上限に達してしまった
  • 長期の資産推移グラフで「積み立ての成果」を確認したい
  • 毎回の手動更新が面倒になってきた

逆に「メインバンク1つとクレジットカード1〜2枚だけ把握できれば十分」という方は、無料版でも問題ありません。まずは無料版で使い始めて、口座数が増えてきたタイミングで検討するのがおすすめです。

マネーフォワードMEの基本的な導入手順と無料版の使い方についてはマネーフォワードMEの導入手順と使い方にまとめています。まだ使ったことがない方はそちらもご覧ください。

今日のアクションプラン

まずはマネーフォワードMEのアプリを開いて、現在連携している口座の件数を確認してみてください。

  1. アプリ上部メニュー→「口座」タブで連携口座の一覧を確認する
  2. 4件に達していたら、プレミアム版(月500円)への移行を検討する
  3. 年払い(5,300円)を選ぶと月払いより年間700円お得になる

まだ無料版の範囲内で使えている方は、今の状態をキープしながら口座数が増えてきたタイミングで再検討するのがおすすめです。

まとめ:月500円で家計管理の精度が大幅に上がった

  • マネーフォワードME無料版の連携上限は現在4件(以前は10件)
  • 家族の口座・複数の証券口座を管理するには4件では足りない
  • プレミアム版(月500円・年払い5,300円)で口座数が無制限に
  • 過去データの閲覧制限がなくなり、長期の資産推移グラフが見られる
  • 全口座一括更新・広告なしで操作がストレスフリーになった

「有料版は必要ない」と思っていたわたしが切り替えた理由は、シンプルに「無料版では管理できなくなったから」です。資産管理の手間が減り、家族全体の資産が毎日一目でわかるようになった今は、月500円は十分に元が取れていると感じています。

iDeCoについてはiDeCo vs 新NISA どっちを優先すべき?40代会社員が掛け金を下げた理由も参考にしてみてください。

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