朝のデスクに、充電器が3つ並んでいる。iPhone用、iPad用、MacBook Air用。それぞれに別のケーブルが刺さっていて、起動するたびにコードが絡まる——そんな状態が長く続いていました。
iPhone、iPad、MacBook Air。仕事や出張のたびにこれら3台を持ち歩いていますが、充電器が複数あってかさばる問題に長年悩んでいました。ホテルのコンセントは少なく、急いでいるときほどどれかが充電切れになる——というのがお決まりのパターンでした。
そこで思い切って導入したのが、CIO NovaPort TRIO II(CIO-G67W2G1A-N2)です。3ポート・最大67Wという仕様に惹かれて購入してから、もう3ヶ月が経ちました。この記事では、実際に使い続けてわかったこと——メリットも、正直なデメリットも——まとめてお伝えします。

この記事でわかること
CIO NovaPort TRIO II とは?主なスペック一覧
CIOは日本のモバイルバッテリー・充電器メーカーで、国内基準を満たした製品開発で知られています。NovaPort TRIO IIは、USB-C×2+USB-A×1の3ポート構成で、最大出力67Wを実現したコンパクトな充電器です。
まずはスペックを表でまとめます。購入前の確認や、手元にある製品との照合にお使いください。
| 項目 | 値 | 項目 | 値 |
|---|---|---|---|
| 製品名 | NovaPort TRIO II | 型番 | CIO-G67W2G1A-N2 |
| メーカー | 株式会社CIO | 製造 | Made in China |
| 入力電圧 | 100-240V~ | 入力周波数 | 50-60Hz |
| 入力電流 | 1.6A | プラグ | 日本向け2ピン固定 |
| C単独最大 | 67W | A単独最大 | 18W |
| 同時合計 | 最大65W | PPS対応 | 3.3-11V=4A |
| PSE認証 | 取得済み | TÜV SUD | 取得済み |

注目すべきはPSE認証に加えてTÜV SUD認証も取得している点です。TÜV SUDはドイツの国際的な第三者認証機関で、安全性への本気度がわかります。海外製の格安充電器と比べたとき、ここに大きな違いがあります。
また、入力が100-240V対応なので、海外旅行時に変換プラグを使えばそのまま使用できます(プラグ形状は日本向け2ピン固定のため、変換アダプターは別途必要)。
3ポート同時充電の実力:出力配分の詳細
充電器を選ぶとき、カタログスペックの「最大○W」という数字だけ見て買うと失敗しがちです。重要なのは「同時使用したときにどう配分されるか」です。
NovaPort TRIO IIのポート別出力をまとめると、次のようになります。
| ポート | 単独最大出力 | 同時充電時 |
|---|---|---|
| USB-C1 | 67W | C1+C2で最大65W分配 |
| USB-C2 | 67W | C1+C2で最大65W分配 |
| USB-A | 18W | C1+Aで45W+18W(合計63W) |
| 全ポート | — | 最大65W(3ポート合計) |

実際に私がよく使う組み合わせを紹介します。
朝5時のルーティンで使っている組み合わせ:C1にMacBook Airを繋ぎ、C2にiPad、AにiPhoneを刺しています。C1+C2+A同時の場合、合計65Wの範囲で自動的に配分されますが、MacBook Airが優先的に受け取り、iPad・iPhoneも問題なく充電が進みます。ブログ執筆しながら3台同時に充電できるのは、本当に助かっています。
注意点として、3台同時使用時は各ポートに均等に割り振られるわけではなく、接続されたデバイスの要求に応じて動的に配分されます。MacBook Airを急速充電したいときは、C1に単独で繋いで67W全力で充電するほうが早いです。
3ヶ月使って感じたメリット3つ
メリット1:デスクがすっきりした
これが一番大きな変化です。以前は、朝のデスクにiPhone用の充電器、iPad用の充電器、MacBook Air用のアダプターが並んでいました。ケーブルが3〜4本絡まっていて、朝5時に眠い目をこすりながら「どのケーブルがどれだっけ」と探すのがストレスでした。
TRIO IIに切り替えてからは、充電器が1台になり、ケーブルの出どころが一箇所に集約されました。デスクに置く充電器の数が3台→1台になっただけで、見た目のごちゃつきがかなり改善されました。朝の充電確認が「充電器1台に全部刺さってるか確認する」という単純なルーティンになり、精神的にも楽になりました。

メリット2:MacBook Airを実用的な速度で充電できる
MacBook Air(M2)の推奨充電器は30W〜67Wです。TRIO IIのC1ポートは単独で最大67W出力できるため、MacBook Air純正アダプター相当の速度で充電できます。
朝5時に繋いでブログ執筆を始め、2時間後には80%以上に回復していることがほとんどです。充電しながら作業しても電池残量が減らない——これは地味ですが重要なポイントです。
メリット3:PSE+TÜV SUD認証で安心して使える
格安充電器を使っていたとき、「これ、本当に大丈夫?」という不安が常にありました。特に就寝中の充電は怖くて、子ども部屋では使わせていませんでした。
CIOのTRIO IIはPSE認証+TÜV SUD認証取得済みで、過充電・過電流・短絡保護なども備えています。完全に安心とは言えませんが、少なくとも「素性のわからない充電器」よりは信頼できる根拠があります。仕事や出張で毎日使うものだからこそ、認証の有無は購入の判断基準にしています。
正直なデメリット:知っておくべき注意点
3ヶ月使って感じた不満点も正直に書きます。「買ってよかった」と思っているのは本当ですが、合わない人もいると思うので参考にしてください。
デメリット1:高負荷時はそれなりに熱くなる
3ポートフルで使うと、本体がけっこう熱くなります。触れないほどではありませんが、「熱いな」と感じるレベルです。通常の使用範囲では問題ないとは思いますが、夏場に密閉された引き出しの中で使うのは避けたほうがよさそうです。
デメリット2:ケーブルは付属しない
USB-Cケーブルは別途購入が必要です。特にMacBook Airを67W充電するには、5A対応のUSB-Cケーブルが必要です。購入時はケーブルとセットで予算を組んでおくことをおすすめします。
デメリット3:プラグが固定式で折りたためない
プラグが折りたたみ式ではないため、カバンに入れるとプラグ部分が引っかかりやすいです。出張バッグに入れると少し引っかかりやすいのが気になります。ポーチに入れて持ち歩くようにしてからは大きな問題ではなくなりましたが、折りたたみ式に比べると収納時の手間を感じることはあります。
他社充電器との比較:CIOを選んだ理由
購入前にいくつかの競合製品と比較しました。主に検討したのはAnkerとBelkinです。
| モデル | ポート数 | 最大W | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CIO TRIO II | C×2+A×1 | 67W | TÜV SUD認証・PPS対応・日本メーカー |
| Anker 65W 3ポート | C×2+A×1 | 65W | コンパクト・実績多数・価格バランス◎ |
| Belkin 67W | C×2+A×1 | 67W | Apple認定・ブランド信頼性高い |
それでも私がCIOを選んだ理由は2つです。1つ目はTÜV SUD認証の取得。2つ目は日本の会社が開発・販売している安心感。何かあったときにサポートが日本語で受けられること、国内の品質基準を意識して作られていること——これは格安の海外充電器にはない価値だと感じています。
今日のアクションプラン
- 自宅のデスクにある充電器の数を数えてみる。3台以上あればまとめるチャンスです
- MacBook Airユーザーは、手持ちのUSB-Cケーブルが5A対応かどうか確認する
- CIO NovaPort TRIO IIの購入を検討するなら、ケーブル代も含めて予算を考えておく
- 出張で毎日使う場合、プラグが引っかからないようポーチやケースに入れて持ち運ぶのがおすすめ
まとめ
- 3ポート・最大67Wで、iPhone・iPad・MacBook Airを1台でまとめて充電できる
- 充電器が1台になることでデスクのケーブルがすっきりし、朝のルーティンが楽になった
- PSE認証+TÜV SUD認証取得で、安全性の根拠がある
- 高負荷時の発熱・プラグ固定式・ケーブル別売りの3点は購入前に把握しておく
- 自宅デスク固定で使うなら、コストパフォーマンスは高い
「充電器をまとめたい」「デスクをすっきりさせたい」という目的には、しっかり応えてくれた製品です。特に複数のAppleデバイスを使っている方や、MacBook Airを充電しながら他のデバイスも同時に充電したい方にはよく合うと思います。
朝5時ごろに新しい記事を更新しています。よかったらブックマークしてまた読みにきてくださいね。
