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CIO SMARTCOBY SLIM IIレビュー|Qi2・半固体・超薄型を出張で使い続けた正直な評価と注意点

CIO SMARTCOBY SLIM II 本体 上から見た様子
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出張に持っていく荷物を整理しているとき、「ここからさらに何か減らせないか」と思うことがあります。
CIO NovaWave 3Way+を使い始めてホテルのケーブルはだいぶ減ったのですが、日中の外出中にiPhoneのバッテリーが心もとなくなることがまだありました。

そこで買い足したのがCIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5Kです。厚さ8.7mm、121gの超薄型Qi2モバイルバッテリー。買ってから3ヶ月、出張のたびに持ち歩いてきました。使ってよかったこと、気になったことを正直に書きます。

CIO SMARTCOBY SLIM IIとはどんなモバイルバッテリーか

CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5Kは、日本の充電器メーカー・株式会社CIOが販売する超薄型Qi2対応モバイルバッテリーです。厚さ8.7mm、重量121gという薄型・軽量設計が最大の特徴で、Qi2規格に対応しているためMagSafe対応のiPhone 12以降では最大15Wのワイヤレス急速充電が可能です。

もうひとつの大きな特徴が半固体系バッテリーの採用です。一般的なモバイルバッテリーには液体電解質の電池が使われていますが、この製品はゲル状の半固体電解質を使用しています。液体が漏れにくく、発火リスクが低い点がメリットとされています。CIOは独自の安全設計基準「NovaCore C2」と温度制御技術「NovaSafety S2」を採用しており、充電中の発熱を抑制する設計になっています。

項目スペック項目スペック
容量5,000mAhサイズ102×70×8.7mm
重量約121gバッテリー半固体系
ワイヤレスQi2 最大15W有線出力最大20W
入力仕様5V3A / 9V2.22A充電時間約130分
付属品USB-Cケーブル参考価格¥6,980(税込)
※CIO公式情報・筆者調査をもとに作成(2026年5月時点)

充電しながら同時に別のデバイスに給電する「パススルー充電」にも対応しています。カラーはシルバーとブラックの2色展開で、私が使っているのはシルバーです。

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外観・デザインをチェックした

手に取った第一印象は「本当に薄い」でした。8.7mmという数字はカタログで見ると「そんなもんか」と思うのですが、実物はiPhone本体を少し薄くしたような感じで、カバンのポケットや内ポケットにするっと入ります。121gという重さも、財布よりは少し重いくらいの感覚で、持っていることを意識しにくいです。

CIO SMARTCOBY SLIM II 本体 上から見た様子

表面はシルバーのアルミ合金で、触り心地はひんやりとした金属感があります。裏面はラバー素材で滑り止め効果があり、iPhoneの背面に磁石でくっつけたときにずれにくい設計になっています。角が丸く仕上げられていて、カバンの中での引っかかりも感じません。全体的に「よくできたガジェット」という印象で、同じCIOのNovaWave 3Way+と並べて置いても統一感があります。

残量確認のLEDインジケーターは本体の右上に4つ並んでいます。電源ボタンは側面に1つ。押すとLEDが点灯して残量が4段階でわかります。シンプルな設計ですが、充電中かどうかはLEDの点滅で確認できます。

確認ポイント評価コメント
薄さ・携帯性⭐⭐⭐⭐⭐8.7mmは本当に薄い。内ポケットにもスッキリ入る
質感・仕上げ⭐⭐⭐⭐アルミ+ラバーの組み合わせ。シンプルで清潔感あり
重さ⭐⭐⭐⭐121gは軽め。財布と一緒に持っても気にならない
残量インジケーター⭐⭐⭐4段階のLEDのみ。細かい残量は把握しにくい

出張3ヶ月の実際の使い心地

私の出張スタイルは月1〜2回、1泊2日か2泊3日が多いです。持ち歩くApple製品はiPhone・Apple Watch・AirPods Pro・MacBook Airの4台。ホテルでの充電はNovaWave 3Way+に任せているので、SMARTCOBYは日中の外出中のサブバッテリーとして使うというのが私のメインの使い方です。

特に助かるのが、移動中や会議の合間にiPhoneをMagSafeで吸着させたままカバンに入れておけること。以前はモバイルバッテリーとiPhoneをケーブルでつないでいたので、電源ケーブルの取り回しが地味に面倒でした。SMARTCOBYはiPhone背面に磁石でくっつくので、バッテリーとiPhoneをまとめてポケットに入れてしまえる。この「ケーブルなし」の運用が思った以上に快適でした。

CIO SMARTCOBY SLIM II 側面から見た薄さ

容量は5000mAhなので、iPhoneをおおよそ1回フル充電できる計算です。朝の移動から夕方の会議まで使うと、iPhoneのバッテリーが午後に30〜40%台になることがありますが、SMARTCOBYで充電すれば夜まで問題なく持ちます。2泊3日の出張でも、夜はNovaWave 3Way+でしっかり充電するので、SMARTCOBYを毎日フルで使い切ることはまずありません。

3ヶ月使って気に入っているのは、ホテルに着いてから寝るまでの間、NovaWaveで充電しながらSMARTCOBY自体も同時にパススルー充電できることです。翌朝にはiPhoneもSMARTCOBYも両方フルになっていて、荷物の管理がとてもシンプルになりました。

使用シーン内容・結果
電車・バスMagSafe吸着でポケットへ。1時間で約25%回復
会議の合間iPhoneをテーブルに置いて充電継続
ホテル充電NovaWaveでSMARTCOBYごと充電。翌朝両方フル
カバン収納8.7mmの薄さで邪魔にならない
※筆者の出張環境での実測値・体感値

先日の出張で印象に残ったことがあります。新幹線の乗り換えで走ることになったとき、以前なら「ケーブルつながったままのiPhoneをどうするか」と一瞬迷っていました。SMARTCOBYなら背面に吸着したままでも邪魔にならないので、そのままポケットに突っ込んで走れました。細かいことですが、こういう「ちょっとした快適さ」が積み重なって、出張ストレスが減っていく感じがします。

ちなみに、ケーブル不要の運用は朝活の習慣にも合っています。出張先でも5時に起きてブログを書くことがあるのですが、前夜にしっかり充電が終わっていると朝の立ち上がりがスムーズです。夜のルーティンについては睡眠を削らずに朝活を成功させる夜のルーティンでも触れているので、気になる方はどうぞ。

iPhoneとのQi2・MagSafe充電はどうか

3ヶ月使ってみた感想として、iPhoneとの相性はかなり良いです。MagSafeのマグネットがしっかりくっついて位置ずれが少なく、Qi2規格でiPhone 15以降なら最大15Wが効くので充電が速い。

MagSafe吸着の安定性
iPhone 17で使用しています。MagSafe対応のケースをつけていても磁力でしっかり固定され、歩いていても外れにくいです。ただし、厚めのMagSafe非対応ケースをつけていると吸着が弱くなるので注意が必要です。私はMagSafe対応の薄型ケースを使っているので問題なしでした。

充電速度の実感
移動中(電車・徒歩)に1時間吸着させておくと、iPhoneが約20〜25%回復します。純粋な充電速度としては有線の20Wには敵いませんが、「ケーブルなしでこれだけ回復するならじゅうぶん」と感じています。緊急の急速充電が必要なときはUSB-Cケーブルで有線接続(最大20W)に切り替えられるので、シーンに合わせた使い分けができます。

CIO SMARTCOBY SLIM II ラベル面 スペック確認
充電方式最大出力実感
Qi2ワイヤレス最大15W◎ 1時間で25%程度回復
USB-C有線最大20W◎ 急速充電が必要なときに切り替え可能
USB-C入力最大20W○ 約130分でフル充電
※iPhone 17での筆者実測値・体感値(2026年5月)

半固体系バッテリーを使って気づいたのは、充電中にそんなに熱くならないことです。以前使っていた別メーカーのモバイルバッテリーはMagSafeで長時間吸着していると「あれ、少し熱いな」と感じることがありました。SMARTCOBYはそれがほとんどなくて、ズボンのポケットに入れていても気にならないレベルです。NovaSafety S2の温度制御が効いているのかどうかはわかりませんが、毎日使っていて熱さを気にしたことは一度もありません。

気になったこと・注意点

3ヶ月使って感じた注意点も書いておきます。

① 容量は5000mAhなのでiPhone1回分
5000mAhはiPhone 17をほぼ1回フル充電できる容量です。日帰り出張や短時間の外出なら問題ありませんが、丸1日外で過ごして複数回充電したいという使い方には物足りないかもしれません。私の場合は「日中のサブ充電・夜はホテルでフル充電」というスタイルなので容量は十分ですが、使い方に合うかどうかは事前に確認しておくと良いです。

② 残量が4段階のLEDのみ
残量確認は本体側面のボタンを押してLED4つの点灯数で確認します。25%刻みの表示なので、たとえば「あと10%くらいかな」という細かい確認はできません。出かける前に確認する習慣をつければ問題ありませんが、細かい残量管理が必要な方には少し不便かもしれません。

③ 充電アダプターは別売り
付属しているのはUSB-Cケーブル(50cm)と取扱説明書のみで、USB-C充電アダプターは付属していません。本体を充電するにはUSB-C対応の充電アダプターが必要です。すでにPD対応のUSB-C充電器を持っている方には問題ありませんが、持っていない場合は別途購入が必要です。

④ パススルー充電は対応しているが、使う場面は限られる
SMARTCOBYはパススルー充電(本体を充電しながら別のデバイスへ同時給電)に対応しています。ただし、私の使い方は基本的に「置いてiPhoneを充電する」スタイルのため、パススルーをフル活用する場面は今のところそれほど多くありません。出張中にホテルのNovaWaveで充電する際など限定的に助かることはありますが、「パススルー前提」で購入を検討している方は、実際の使い方をイメージしておくと良いです。

注意点対策・補足
容量5000mAh日中のサブ充電用と割り切る。長時間外出なら大容量モデルも検討
残量4段階LED出かける前にボタンを押して残量確認する習慣をつける
充電器別売りUSB-C PD対応充電器を持っていれば問題なし
パススルー「置き型」メイン使用なら活用場面は少ない

こんな人におすすめ・おすすめしない人

3ヶ月使った実感をもとにまとめます。

こんな人におすすめです

  • 出張や外出時にiPhoneをケーブルなしで充電したい人
  • MagSafe対応のiPhone 12以降を使っている人
  • モバイルバッテリーのかさばりが気になる人(8.7mmの薄さは本当に助かる)
  • 発火リスクを気にして半固体バッテリーに興味がある人
  • ホテル泊の多いビジネスパーソンで、日中のサブ充電が欲しい人

おすすめしない人

  • 丸1日外出して複数回iPhoneをフル充電したい人(容量が足りない可能性あり)
  • MagSafe非対応のiPhoneやAndroid端末メインの人(Qi2の恩恵が薄い)
  • 残量をパーセント単位で細かく確認したい人

出張のたびに「今日のバッテリー足りるかな」と気にしながら動いていた自分には、このサイズと薄さがちょうど合っていました。5000mAhという容量の割り切り方も、「ホテルでしっかり充電、外出中は緊急補充」という私の使い方に合致しています。

今日のアクションプラン

  1. 自分のiPhoneがMagSafe対応(iPhone 12以降)かどうかを確認する
  2. 普段の外出でiPhoneのバッテリーが不安になる時間帯・頻度を思い浮かべる(1日1回の補充なら5000mAhで十分)
  3. 楽天市場のSMARTCOBY SLIM IIページで現在の価格とレビュー件数を確認する

この3ステップを今日中に終わらせるだけで、次の外出からモバイルバッテリーまわりのストレスが解消できるかどうか判断できます。

まとめ

  1. CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5Kは厚さ8.7mm・121gの超薄型Qi2対応モバイルバッテリー
  2. MagSafe対応のiPhone 12以降なら最大15Wのワイヤレス急速充電が可能。USB-C有線では最大20W
  3. 半固体系バッテリーと温度制御技術(NovaSafety S2)で充電中の発熱が少ない
  4. 容量5000mAhはiPhoneをほぼ1回フル充電できる量。日中のサブ充電用として割り切るのがベスト
  5. 付属のUSB-Cケーブル(50cm)で充電できる。充電アダプターは別途PD対応品が必要
  6. ケーブルなしでiPhoneを充電しながら移動できるのが出張中の最大のメリット

同じCIOのワイヤレス充電スタンド「NovaWave 3Way+」と組み合わせると、ホテルも外出先も充電まわりをスッキリさせられます。NovaWave 3Way+のレビューはこちら。→CIO NovaWave 3Way+レビュー|出張で4ヶ月使って感じた正直な評価と注意点

薄くて軽くてケーブルいらずで、発熱も少ない。完璧ではないけれど、私の出張スタイルにちょうど合っています。3ヶ月使って飽きていないのが個人的な評価です。

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