ソーダストリームのE-TERRAを22ヶ月使っています。この間に手元へ来たガスシリンダーは19本で、ガス代は月2,600〜3,400円です。買うときは「ペットボトルを買うより安くなるはず」と思っていました。結論から言うと安くはなっていますが、比べる相手をコストコの炭酸水にすると、差は年4,000〜1万3,000円ほどしかありません。得はしているものの、思っていたほどの差ではなかった、というのが今の感想です。
📌 この記事の結論
E-TERRAで炭酸の強さは「中」(約5回注入)、1日に1Lボトル1本と0.5Lボトル1本=1.5Lを作っています。メールの日付から数えるとガス1本が約27日・実効約40L・1Lあたり約59円でした。いっぽうコストコの500ml×24本は800〜1,000円=67〜83円/Lなので、差は1Lで8〜24円、年間548Lで4,000〜1万3,000円です。本体24,200円の回収には2年弱〜5年半かかる計算で、22ヶ月の今はまだ回収できていない可能性があります。炭酸水を必ず買う家なら少し得になりますが、飲む量が増えた家は出費そのものは増えます。
» 22ヶ月で出ているガス代は月2,600〜3,400円
買ったのは2024年の11月です。E-TERRAのスターターキットで24,200円。本体とガス1本、1Lと0.5Lのボトルが入っていました。ガスは「お得便」という定期の仕組みで買い足しています。10本まとめて23,803円を先に払っておき、必要になったタイミングで2本ずつ送ってもらう形です。1本あたり2,380円になります。
そのお得便を、これまで4回申し込んでいました。入金のメールが残っていたので、日付を並べます。
| お得便の申込日 | 前回からの間隔 |
|---|---|
| 2024年12月8日 | —(本体を買った翌月) |
| 2025年5月17日 | 約5ヶ月 |
| 2026年2月11日 | 約9ヶ月 |
| 2026年9月15日 | 約7ヶ月 |
申込のタイミングは在庫が切れる前に前倒しで頼むこともあるので、この間隔だけでは消費ペースは出ません。実際のペースが出るのは、2本ずつ届く交換の発送日のほうです。こちらは9回分の発送メールが残っていました。
| 項目 | メールから数えた実測 |
|---|---|
| 交換の発送回数 | 9回(2本ずつ) |
| 対象の期間 | 2024年12月〜2026年2月の434日 |
| 発送の間隔 | 平均54日・中央値53日 |
| ガス1本あたり | 約27日 |
| 1日のガス代 | 約88円 |
間隔は38日から67日までばらついていて、いちばん短いのが2025年の夏でした。暑い時期に飲む量が増えたのだと思います。平均の27日で計算すると、ガス代は月2,600円ほど。ただ直近の申込は7ヶ月で10本を使い切るペースなので、そちらで計算すると月3,400円になります。去年は9ヶ月で10本だったので、ペースは少し上がっています。
つまり我が家では、毎月2,600〜3,400円が炭酸のガス代として出ていきます。「ソーダストリームは得」という話をよく見かけますが、この金額はきちんと出ていく金額です。
» 1Lあたり59円|ガス1本で本当に作れた量は40Lでした
ガスシリンダーには「60L」と書かれています。それを信じて2,380円を60で割ると1Lあたり40円になりますが、我が家の実際はそうなっていません。
1本が約27日もって、その間に毎日1.5L作っています。27日×1.5L=約40L。2,380円÷40.5L=1Lあたり約59円です。表示の60Lには届きませんでした。
これはメーカーの説明と食い違っている話ではありません。ソーダストリームのFAQには、60Lという数字は微炭酸(2プッシュ程度)で作ったときの目安で、強い炭酸にすると同じ1本で作れる量は少なくなる、と書かれています。商品ページの「60L」だけ見ていると気づきにくいところです。
我が家は「中」で、注入は5回くらい押しています。それで実効40L。もっと強い炭酸が好きな方なら30L台まで落ちるはずで、そうなると1Lあたり79円まで上がります。ここは自分で数えないと分かりません。1本目が切れたタイミングと、次が切れたタイミングの日付を控えておけば、あとは1日に作る本数を掛けるだけです。
» コストコと比べると、差は思ったより小さい
我が家がソーダストリームの前に買っていたのは、コストコの炭酸水です。500mlの24本パックで800〜1,000円くらい。1本あたり33〜42円、1Lに直すと67〜83円になります。1日1.5L・年548Lで並べると、こうです。
| 買い方 | 1Lあたり | 年548L | 我が家との差 |
|---|---|---|---|
| E-TERRA 中・実効40L | 59円 | 約3.2万円 | — |
| コストコ 500ml×24本 | 67〜83円 | 3.7〜4.6万円 | +0.4〜1.3万 |
| E-TERRA 強炭酸・30L | 79円 | 約4.3万円 | +1.1万円 |
| ネット最安 1L×24本 | 99円 | 約5.4万円 | +2.2万円 |
| ウィルキンソン 500ml | 167〜191円 | 9〜10万円 | +6〜7万円 |
※価格は2026年9月時点。ネット最安はイズミックの1L×24本(送料無料)で計算。本体代は含みません。
この表でいちばん言いたいのは、比べる相手が変わると結論も変わることです。ウィルキンソンを箱で買っていた家なら年6万〜7万円の差になり、これは大きい。ネット最安のペットボトルからでも年2万円は残ります。ところがコストコの24本パックが相手だと、差は年4,000〜1万3,000円まで縮みます。しかも強炭酸が好きな方なら、ほとんど並びます。
「ソーダストリームは元が取れる」という記事の多くは、比較相手が500mlのブランド炭酸水になっています。安いパックを箱で買う習慣がある家だと、その数字はそのまま当てはまりません。
» 本体24,200円は、まだ回収できていないかもしれない
ここまでの計算には本体代が入っていません。入れるとどうなるか。
コストコとの差は1Lで8〜24円です。年548Lなら年4,300〜1万3,400円。本体24,200円をこれで割ると、回収までに2年弱から5年半。買ったのは2024年11月なので、今はちょうど22ヶ月です。いちばん条件のいい見方でようやく届いたくらいで、悪い見方だと半分も戻っていません。
前に「1年ちょっとで回収した」と自分で計算したことがありますが、そのときの比較相手は1Lあたり100円の500mlボトルでした。物差しを実際に買っていたコストコに直したら、回収の話は一気に遠くなりました。
前提が変わると結論も動きます。上の計算は「炭酸水はどちらにしても毎日1.5L飲む」という家の話です。買ってから飲む量が増えた家では、1Lあたりが安くなっても月々の出費そのものは増えます。得になるのは、買う量が前と同じままの家だけです。
» お得便の仕組みと、値段が「いちばん安い」わけではない話
お得便は、ガス10本分を先に払っておく仕組みです。23,803円で10本=1本2,380円。申し込むと空のシリンダーを送る箱が届き、必要になったら2本ずつ交換を依頼します。私の場合は依頼から2日ほどで届いていました。有効期限は2年です。楽天ペイで払えます。
ただ、1本2,380円は「いちばん安い買い方」ではありません。並べるとこうなります。
| 買い方 | 1本あたり |
|---|---|
| お得便(10本 23,803円) | 2,380円 |
| 公式サイトの単発交換(2本 4,580円) | 2,290円 |
| 楽天・Amazonの公式ショップ(2本 4,980円) | 2,490円 |
楽天やAmazonで買うより1本110円安く、公式サイトの単発交換より1本90円高い。つまりお得便の値段は真ん中です。ただし公式サイトの単発交換は送料と代引きの手数料が別にかかる(支払いは代引きのみ)ので、それを足すと1本あたりではお得便のほうが安くなります。それでも私が続けているのは、注文のたびに値段を比べる手間がなくなるからで、値段だけの理由ではありません。楽天のポイントを取りにいくなら楽天の公式ショップ、急ぎで1本だけ欲しいときは公式サイトの単発交換、という選び方もできます。
お得便で気をつけるところ。先に10本分を払う仕組みなので、途中でやめると残った分の扱いが気になります。有効期限は2年で、解約の条件も決まっています。申し込む前に公式サイトの案内を読んでから決めてください。価格と条件は変わることがあるので、上の金額は2026年9月時点のものとして見てください。
» 22ヶ月で気になっている4つのこと
1. ガス交換の手間がゼロにはならない
空になったら、サイトで交換を依頼して、空のシリンダーを箱に入れて渡します。2日ほどで届くので困ったことはありませんが、ペットボトルを買うのをやめた代わりにこの作業が増えます。しかも切れるのは決まって夜で、そのときは炭酸なしになります。
2. 実効の量は自分で数えないと分からない
「60L」は微炭酸での目安なので、自分の家が1本で何リットル作れているかは、日付を控えて数えるまで出てきません。ここを数えないまま「40円/L」で考えていると、ずれます。
3. 強い炭酸が好きだと差が消える
注入回数を増やすほど1本でできる量は減ります。強炭酸派だと1Lあたり79円まで上がって、コストコの上限とほぼ並びます。
4. 最初に本体代が出ていく
E-TERRAのスターターキットは24,200円です。上で書いたとおり、コストコを相手にすると回収は2年弱〜5年半。数ヶ月で取り返せる買い物ではありません。
逆に、22ヶ月でトラブルらしいトラブルは起きていません。本体は動いていますし、ガスが漏れたことも、交換が届かなかったこともありません。ペットボトルのゴミが出なくなったのは、数字にならないところで助かっています。
» 向いている人、向かない人
向いていると思う人
- 炭酸水を1日1L以上、これからも同じだけ飲む人(我が家は1.5Lで年548L)
- いま500mlのブランド炭酸水を箱で買っている人(1Lで100円以上払っている人)
- ペットボトルの買い出しとゴミ出しを減らしたい人
向かないと思う人
- 週に数本しか飲まない人。週3本(0.5L)=年78Lだと、コストコとの差は年600〜1,900円。本体代は10年以上戻りません
- すでに安いパックを箱で買っている人。差が年4,000〜1万3,000円まで縮みます
- 強炭酸でないと飲めない人。1Lあたり79円まで上がります
私は1つ目に当てはまるので続けています。ただ「必ず得になる買い物」として人にすすめられるほどの差ではない、というのが22ヶ月数えたあとの感覚です。
- ✅ E-TERRAを22ヶ月・手元に来たガスは19本。ガス代は月2,600〜3,400円
- ✅ ガス1本が約27日・実効約40L=1Lあたり約59円(表示の60Lには届かない)
- ✅ コストコの500ml×24本は67〜83円/L。差は年4,000〜1万3,000円で、思ったより小さい
- ✅ 本体24,200円の回収は2年弱〜5年半。22ヶ月の今はまだ届いていない可能性あり
- ✅ 強炭酸派は1Lあたり79円まで上がり、差はほぼ消える
1Lあたり59円。炭酸水を必ず買う家なら少し得になりますが、比べる相手がコストコなら差は小さいです。


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ほかにも長く使っている物を、使用年数とデメリットつきで並べた記事があります。よければ40代メンズの買ってよかったもの14選もどうぞ。
ガスの消費ペースはこれからも数え続けるので、1本あたりの日数が変わったら、ここに追記します。朝5時ごろに新しい記事を更新しています。

