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楽天ふるさと納税とふるさと本舗を比較|年10万円寄付する40代が正直に評価した

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「ふるさと納税、楽天以外のサイトって使う必要あるの?」

正直、しばらくそう思っていました。2019年頃からふるさと納税を始めて以来、ずっと楽天市場だけを使ってきたからです。楽天カードでの支払い・楽天ポイントの還元・使い慣れたUI。楽天経済圏で生活している私には、他のサービスを使う理由が見えていませんでした。

ところが先日、ふるさと本舗というサービスを知る機会がありました。ふるさと納税に特化したポータルサイトで、楽天市場とは別の選択肢として注目されているようです。「楽天と何が違うのか?」「乗り換える価値はあるのか?」と気になって調べてみました。

先にお断りしておくと、私はふるさと本舗を実際に使ったことはありません。楽天ふるさと納税については2019年から6年以上・年10万円以上の実体験がありますが、ふるさと本舗については公開情報と調査をもとに書いています。「使ったことがないのに比較する」ことへの誠実さとして、ここは最初に伝えておきたいと思います。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗の基本的な違い

まず、両サービスの基本スペックを比較してみましょう。

比較項目 楽天ふるさと納税 ふるさと本舗
サイトの性質 楽天市場内の
ふるさと納税コーナー
ふるさと納税
専門ポータル
ポイント還元 楽天ポイント
(SPU対応)
なし
(楽天経済圏外)
返礼品数 約40万件以上 厳選した返礼品
支払い方法 楽天カード・楽天Pay等 クレジットカード等
楽天との相性 ◎(楽天経済圏向き)
向いている人 楽天ユーザー全般 楽天非ユーザー・
専門サイト志向
※2025年調査時点。返礼品数は変動あり。

一目でわかる最大の違いは、楽天ポイントが貯まるかどうかです。楽天経済圏で生活している方にとっては、ここが最重要ポイントになります。

楽天ふるさと納税は、楽天市場でのお買い物と同じ感覚で使えます。楽天カード払い・楽天スーパーセール・お買い物マラソンなどの恩恵をそのまま受けられます。一方のふるさと本舗は、ふるさと納税に特化した専門サイトで、返礼品の品質や探しやすさにフォーカスした設計になっています。

楽天ふるさと納税の実体験:2019年から続けてわかったこと

私がふるさと納税を始めたのは、2019年頃のことです。制度の存在は知っていたものの「難しそう」「手続きが面倒そう」となんとなく先送りにしていたのですが、楽天市場でふるさと納税のバナーを見かけたのをきっかけに試してみました。

最初から楽天一択だったのは、当時すでに楽天カードを使っていて、楽天市場での買い物に慣れていたから。「どうせやるなら使い慣れたサイトで」という感覚でした。あれから6年以上が経ちましたが、今も楽天ふるさと納税を使い続けています。

毎年の寄付額と返礼品の選び方

年間の寄付額は10万円ちょっとが続いています。控除上限の計算には、楽天ふるさと納税のサイト内にある「控除上限シミュレーター」を使っています。源泉徴収票の数字を入力するだけで大まかな上限が出るので便利です。「あといくら寄付できるか」も確認しながら、年末にかけて追加寄付するのが毎年の流れです。

返礼品は最初の頃は食費の足しにと牛肉や豚肉を中心に選んでいましたが、最近は少し変わってきました。今よく選ぶのはこんな品目です:

  • 子ども用のフルーツ(みかん・マスカットなど):5人家族なのでまとめ買いすると助かる
  • いくら・冷凍鮭・鯖:家族が「はらこ飯」好きなので毎年定番化
  • ボックスティッシュ2年に1度ペースで注文。5人家族でも1年では使い切れない量が届く
  • 1食ずつ包装された加工牛肉:食べる分だけ解凍できて便利

ボックスティッシュはコスパが良く、まとめて届くので保管しておくだけで日用品費が浮きます。ふるさと納税の返礼品として地味に優秀だと思っています。

ポイント還元で「実質2,000円以下」になったこともある

楽天ふるさと納税の醍醐味は、なんといっても楽天ポイントの二重取りです。ふるさと納税は自己負担が実質2,000円で済む制度ですが、楽天ふるさと納税の場合はさらにポイントが上乗せされます。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)・5と0のつく日・楽天スーパーセールを組み合わせると、以前は寄付額の30〜40%のポイントが還元されることもありました。10万円分寄付して3〜4万ポイントが戻ってくるなら、自己負担の2,000円をはるかに上回るポイントをもらっていた計算になります。

ただし、2024年以降にふるさと納税のポイント付与ルールが変更されており、以前ほどの還元率は期待しにくくなっています。それでも楽天カード払いでのポイント付与は継続しているので、他サービスと比べて還元面での優位性は依然としてあります。

貯まった楽天ポイントは毎月のカード支払いに充当しています。特別な手間なく「気づいたら貯まっている」のが楽天ポイントの使いやすさだと実感しています。

活用テクニック 内容
SPU活用 楽天カード・楽天銀行等でポイント倍率を上げる
5・0のつく日 楽天カード払いでポイント最大+2倍
楽天スーパーセール 年4回のセールに合わせて寄付でポイント上乗せ
お買い物マラソン ショップ数カウントで倍率アップ

楽天ポイントをさらに賢く活用したい方は、SPU8倍・楽天経済圏の活用法をまとめた記事もあわせてご覧ください。

ふるさと本舗の特徴・メリット・デメリット

ここからは、私が実際に使ったわけではなく、公開情報をもとにまとめた内容です。その点をご了承のうえで読んでいただければと思います。

ふるさと本舗furusatohonpo.jp)は、2018年に創業したふるさと納税専門ポータルサイトです。楽天市場やさとふるのような大手と比べると提携自治体数は少なめですが、食品カテゴリーの品揃えと、Amazonギフト券還元キャンペーンが独自の強みになっています。

ふるさと本舗の最大の特徴:Amazonギフト券還元キャンペーン

ふるさと本舗が他のサービスと大きく異なるのが、Amazonギフト券での還元キャンペーンです。楽天ポイントの代わりに、寄付額の一定割合がAmazonギフト券として還元されます。

キャンペーン内容は時期によって異なりますが、最大100%以上の還元率になることもあるなど、タイミングによっては非常にお得になります。Amazonをよく使う方にとってはポイントよりも使いやすいと感じる方もいるでしょう。

キャンペーン内容 詳細
還元形式 Amazonギフト券(コードをメールで受取)
還元タイミング 寄付完了の翌月〜数ヶ月後(時期により異なる)
対象条件 キャンペーン期間中の寄付・最低寄付額あり
楽天ポイントとの違い 楽天経済圏不要。Amazon利用者に向いている
※キャンペーン内容は時期によって変動。公式サイトで最新情報を確認ください。

ふるさと本舗のメリット

  • Amazonギフト券還元キャンペーンが強力:Amazonをよく使う方には楽天ポイント以上にお得なタイミングがある
  • 食品カテゴリーが充実:肉・魚介・果物・米・お菓子など食品に強い品揃え。肉類だけで8,000品以上、フルーツも2,800品以上
  • シンプルで見やすいUI:ふるさと納税に特化した設計で、余分な広告に惑わされず返礼品を探せる
  • ワンストップ特例制度に対応:確定申告が不要なワンストップ申請に対応しており、手続きが簡単
  • 楽天アカウント不要:楽天に登録していない方でも手軽に始められる
  • 控除上限シミュレーター搭載:自分の上限額を確認しながら寄付できる

ふるさと本舗のデメリット(楽天との比較)

  • 楽天ポイントが貯まらない:楽天経済圏ユーザーには最大のデメリット。楽天SPU・セールの恩恵を受けられない
  • 提携自治体・返礼品数が少なめ:楽天の約40万件以上と比べると品数は限られる。お目当ての返礼品がない場合もある
  • Amazonギフト券キャンペーンに条件あり:時期・最低寄付額・付与タイミングなど確認が必要
  • 知名度はまだ発展途上:さとふる・ふるなびと比べると利用者数は少なめ

一点強調しておきたいのは、これは「楽天と比べてどちらがいいか」ではなく「あなたの状況に合うのはどちらか」という話です。楽天経済圏以外で生活していてAmazonをよく使う方なら、Amazonギフト券が還元されるふるさと本舗のほうがポイントを活用しやすいケースもあります。

楽天経済圏ユーザーはどちらを選ぶべきか

結論を先に言うと、楽天カードや楽天市場を日常的に使っているなら、楽天ふるさと納税一択です。ポイント還元の観点から、他サービスが太刀打ちできないメリットがあります。

あなたの状況 おすすめ 理由
楽天カード・楽天市場を
使っている
楽天 ポイント還元が大きい
楽天を使っていない ふるさと本舗
または他サイト
ポイント差がない
初めてふるさと納税を
する
楽天
(楽天ユーザーなら)
使い慣れたUIで始めやすい
楽天経済圏を
やめる予定がある
ふるさと本舗
への移行を検討
ポイント依存を減らせる

私の場合は楽天カードをメインカードとして使い、楽天市場での買い物も多いため、ふるさと本舗に移る理由が現状ありません。ただ「楽天をやめる予定がある」「楽天カードは持っていない」という方であれば、ふるさと本舗のようなシンプルな専門サイトが選択肢になります。

ふるさと本舗を実際に試してみたいと思ったら、ふるさと本舗の公式サイトから返礼品を検索してみてください。楽天との返礼品の違いを比べてみるだけでも参考になります。

ふるさと納税の控除上限と手続きの実際

どのサービスを使うにせよ、ふるさと納税で損をしないためには自分の控除上限額を把握することが最重要です。

私は毎年、源泉徴収票が届いたタイミングで楽天ふるさと納税のサイト内シミュレーターを使って上限額を確認しています。「収入」「家族構成」「各種控除」を入力するだけで概算が出るので、難しいことは何もありません。また途中でいくら残っているかも確認できるので、年末に使い残しが出ないよう調整しています。

上限額を超えると節税メリットがなくなり、ただの寄付になってしまいます。「もったいないから多めに寄付しよう」は逆効果なので、ここは正確に計算することをおすすめします。

ふるさと納税でどれだけ節税できるかの詳細な計算は、毎年10万円寄付した40代の節税実績を公開した記事も参考にしてみてください。

ワンストップ特例 vs 確定申告:どちらを選ぶべきか

税務手続きは2種類あります。

方法 ワンストップ特例 確定申告
向いている人 会社員・寄付先が5市町村以内 5市町村超・医療費控除あり等
手続きの手間 各自治体に申請書を郵送 e-Tax推奨・まとめて申告可
期限 翌年1月10日必着 翌年2〜3月
還付先 翌年の住民税から控除 所得税還付+住民税控除
※出典:総務省 ふるさと納税ポータルサイト

私はもともとワンストップ特例を使っていましたが、ここ数年は確定申告に切り替えています。理由は2つ——5市町村以上に寄付することが増えたこと、そして医療費控除も毎年確定申告しているからです。どうせ確定申告をするなら、ふるさと納税もまとめてe-Taxで申告するほうがシンプルです。

もし「確定申告は難しそう」と感じているなら、まずは寄付先を5市町村以内に抑えてワンストップ特例から始めるのがおすすめです。慣れてきたら確定申告に移行するのが自然な流れだと思います。

確定申告をe-Taxでスマホ完結する方法は、e-Taxで医療費控除を申告した実体験記事で詳しく解説しています。

今日のアクションプラン

  1. 今年の控除上限を確認する:楽天ふるさと納税のシミュレーターまたは総務省の公式シミュレーターで上限額を把握する
  2. 返礼品を選ぶ:楽天ユーザーなら楽天ふるさと納税で、楽天を使っていないならふるさと本舗で返礼品を検索してみる
  3. ポイント還元を最大化:楽天スーパーセールやお買い物マラソンのタイミングに合わせて寄付する(楽天ユーザー向け)

まとめ

  1. 楽天ふるさと納税は楽天ポイント還元が最大の強み。楽天経済圏ユーザーには圧倒的に向いている
  2. ふるさと本舗はふるさと納税専門のポータルサイト。楽天を使っていない方の選択肢になる
  3. 楽天経済圏外のユーザーは、ふるさと本舗のようなシンプルな専門サイトが使いやすい可能性がある
  4. どのサービスを使うにせよ、控除上限額の正確な把握が最重要。超えた分は節税にならない
  5. 手続きはワンストップ特例(5市町村以内)か確定申告(それ以上)で選ぶ。どちらもe-Taxで効率化できる

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