資産形成・投資

投資初心者が最初に買うべきETF・投資信託3選【2026年最新】

投資初心者が最初に買うべきETF・投資信託3選
この記事は約8分で読めます。

インデックス投資を始めたのは2020年、コロナ禍で家にいる時間が増えた頃でした。たまたまYouTubeで流れてきた両学長(リベ大)の動画を見て、「まずNISAでインデックスファンドを積み立てよう」と動き出しました。最初は月5,000円から。続けるうちに少しずつ増やし、今では夫婦合計で月10万円を積み立てています。

そのとき一番悩んだのが「結局どの銘柄を買えばいいの?」でした。この記事では、当時の自分が知りたかった最初の1本を、実際に買って続けている目線で3つに絞って紹介します。読み終わったらすぐ動けるように、銘柄名・信託報酬・選ぶ理由まで具体的に書きます。

✅ この記事の結論
  • ✅ 迷ったらオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)1本でOK。これだけで世界中に分散できる
  • ✅ 「米国に集中したい」ならS&P500、「米国を少し広く」ならSBI・V・全米株式
  • ✅ 3本すべて買う必要はない。まず1本だけ選んで月100円から始める
  • ✅ NISAを使えば運用益が非課税。証券口座とNISA口座は無料・オンライン完結

» なぜETF・投資信託が初心者に向いているのか

個別株の投資は、1社の業績や業界動向を常に追いかける必要があり、初心者には負担が大きいです。一方、ETF(上場投資信託)や投資信託は「複数の株を1つにまとめたパッケージ商品」なので、1本買うだけで数百〜数千社に分散投資できます。

特にインデックス型(市場全体に連動するタイプ)は、運用コスト(信託報酬)が低く、長期で積み立てるほど効果が出やすい仕組みです。NISA(少額投資非課税制度)を使えば運用益・分配金が非課税になるため、初心者がまず取り組む商品として最適です。

私自身、難しいことを考えず「1本持つだけ」というシンプルさが、忙しい会社員にはちょうどよかったです。インデックス投資は「始めた人が一番有利」な仕組みなので、銘柄選びで悩みすぎるより、まず行動することを優先しました。

» 初心者が最初に買うべきETF・投資信託3選

まずは3本を一覧で比べてみます。どれもNISAで月100円から積み立てられる、低コストの王道ファンドです。

銘柄 連動先 信託報酬(税込) こんな人におすすめ
① eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) 全世界 約50カ国・3,000銘柄超 年0.05775% 迷ったらこれ。1本で世界中に分散したい人
② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 米国トップ500社 年0.09372% 米国経済の成長に集中したい人
③ SBI・V・全米株式インデックス 米国市場全体 約4,000銘柄 年0.0938% S&P500より少し広く米国に投資したい人

① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

通称「オルカン」として広く知られる人気No.1の投資信託です。日本を含む世界約50カ国・3,000銘柄以上に一度に分散投資できます。先進国だけでなく新興国も含まれるため、世界経済の成長をまるごと取り込める点が最大の魅力です。信託報酬は年率0.05775%(税込)と業界最低水準で、つみたて投資枠の対象商品です。

「どれか1本だけ選ぶなら」という問いへの答えとして、多くのプロが真っ先に挙げる商品です。SBI証券・楽天証券・マネックス証券など主要ネット証券で購入できます。私自身も新NISAをきっかけに、このオルカンを毎月積み立てています。相場が上下しても「世界全体に投資している」という安心感があり、ほったらかしで続けられているのが一番のメリットだと感じています。

私はもともとS&P500から積み立てを始めて、1年後にオルカンへ切り替えました。「米国だけでなく世界全体に分散したほうが、長期では安心できる」と考えたからです。NISAで積み立てを続けた結果、資産は着実に育っています。どの銘柄を選ぶかより「積み立てを続けること」が資産形成の本質だと、自分の実績から確信しています。

② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託です。Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど米国トップ500社にまとめて投資できます。信託報酬は年率0.09372%(税込)。

過去30年の長期データで見ると、S&P500は年平均リターン約10%(ドル建て)を記録しており、長期積み立ての王道商品です。世界最大の経済大国・米国のトップ企業500社にまとめて投資できる点が、多くの投資家に支持されています。オルカンと迷った場合は「米国経済に集中したい」ならこちらを選ぶとよいでしょう。

NISAを始めた当初、私が選んでいたのもS&P500でした。米国の経済成長への信頼感と過去の圧倒的な実績から「まずS&P500で間違いない」と判断したためです。その後、より幅広い分散を求めてオルカンに切り替えましたが、S&P500も非常に優れた選択肢です。S&P500で始めてもオルカンに移行しても、どちらの選択も正解だと思っています。

③ SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

バンガード社のVTI(全米株式ETF)に連動する投資信託で、S&P500より広い「米国市場全体」約4,000銘柄をカバーします。信託報酬は年率0.0938%(税込)。大型株に加えて中小型株も含まれるため、より幅広い米国経済の成長を取り込めます。バンガード社はインデックス投資の先駆者として世界中の投資家に信頼されており、その哲学である「低コストで長期保有」がこのファンドにも反映されています。

SBI証券で購入できる商品で、つみたて投資枠の対象です。「S&P500より少し広く米国に投資したい」という方に向いています。

3本すべて買う必要はありません

ここまで3本を紹介しましたが、すべてを買う必要はまったくありません。まず1本だけ選んで積み立てを始めることが大切です。オルカン1本だけで世界中に分散投資できているため、「分散のために複数買わないと」と思う必要はありません。銘柄を増やすほど管理が複雑になり、何もしない理由が増えてしまいます。私自身もオルカン1本に絞って楽天証券で積み立てを続けています。

🧐
3本とも良さそうで、結局どれを選べばいいか迷ってしまいます…
ゆしあん
迷ったらオルカン1本で大丈夫です。私もS&P500から始めて切り替えましたが、一番の差は「銘柄」より「続けたかどうか」でした。まず1本決めて、口座を開くところから動いてみましょう。

» 実際の買い方・NISAの活用方法

上記3本はいずれもネット証券で月100円から積み立てられます。手順はシンプルで、まずは以下のネット証券どちらかで口座を開設します(無料・オンライン完結)。

※PR・広告を含みます。

口座開設後、「NISA口座」の申請を行います(1人1口座のみ・金融機関をまたいで重複不可)。マイナンバーカードや本人確認書類が必要なため、事前に準備しておきましょう。つみたて投資枠で毎月の積立金額を設定し、上記3本から1本を選んで自動積立を開始します。設定後は毎月自動で買い付けが行われるため、管理の手間がほぼかかりません。「朝5分で設定して、あとは放置」が基本スタンスです。

私は楽天証券でオルカンの毎月積立を設定しています。「楽天カードクレジット決済」で積み立てると、積立金額の一部が楽天ポイントとして還元されます。設定は10〜15分程度で完了し、それ以降はほぼ放置できています。「設定したら忘れる」くらいのスタンスが長続きのコツです。

口座開設からNISA口座の申請、積立設定までの具体的な流れは、NISAを楽天証券で月3,000円から始める手順でステップごとに解説しています。

» よくある質問

Q: オルカンとS&P500、どちらを選べばいい?

迷ったらオルカンでOKです。S&P500は米国集中、オルカンは世界全体への分散という違いがあります。私はS&P500でスタートしてオルカンに切り替えましたが、長期の積み立てではどちらも十分な成果が期待できます。

Q: 月いくらから始めればいい?

月1,000円でも積み立てられます。私も最初は月5,000円から始め、家計に余裕が出てきたタイミングで増額しました。大切なのは金額より「習慣化すること」です。NISAの年間非課税枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)を活用すれば運用益がすべて非課税になります。

Q: 相場が下がったときに積み立てを止めてもいい?

止めなくて大丈夫です。相場が下がったときこそ、安い価格でたくさん買えるチャンスでもあります。これがドルコスト平均法の強みです。私も積み立て始めの1年は含み損でしたが、続けることで含み益に転換しました。

Q: 楽天証券とSBI証券、どちらで開設すればいい?

どちらでも大きな差はありません。楽天ポイントを活用したい方は楽天証券、三井住友カードをメインに使っている方はSBI証券が向いています。私は楽天証券をメインにしており、楽天カードで積み立てると毎月ポイントが還元されるので活用しています。

Q: NISAとiDeCo、どちらを優先すれば?

初心者はまずNISAを優先するのがおすすめです。iDeCoは節税効果が高い反面、60歳まで引き出せません。NISAはいつでも引き出し可能で使い勝手がよいです。私もNISAを優先して積み立てを増やし、iDeCoは月5,000円に抑えて並行活用しています。

✅ この記事のまとめ
  • ✅ 投資初心者の第一選択はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)。世界中に分散できて信託報酬も最安水準
  • ✅ 「米国に集中したい」ならS&P500(eMAXIS Slim 米国株式)。過去30年の実績と成長ポテンシャルが魅力
  • ✅ SBI・V・全米株式はS&P500より広い米国全体をカバー。SBI証券ユーザーに特におすすめ
  • ✅ 3本ともNISAで購入可能。月100円から積み立てを始められる

完璧な銘柄選びより、今日「1本だけ」決めて始めて続けることが、資産形成の一番の近道です。

私は2020年にコロナ禍をきっかけに月5,000円から始め、今では夫婦合計で月10万円の積み立てを続けています。最初の一歩は本当に小さくて大丈夫。まずは口座を開いて、1本選ぶところから始めてみてくださいね。

合わせて読みたい

朝の静かな時間に、こつこつ記事を書いています。よかったらまた覗きにきてもらえたら嬉しいです。