先週の連載で、
「半年書いて、他人が買ってくれた報酬、いまだにゼロ」。
という記事を書きました。
その記事を公開した、翌日の話です。
» いつもの「ゼロ確認」のはずだった
毎朝、一応各アフィリエイト管理画面を開いて実績を確認しています。前回、そう書きました。
その朝も、いつものように管理画面を開きました。やはりこういうのは始めたばかりの頃が一番気になりますね。積立NISAを始めた頃も毎日管理画面を開いては一喜一憂していました。NISAは今では何も気になりませんが。
今回は、Amazonアソシエイトの画面に数字が入っていました。
最初は見間違いだと思いました。前に楽天で数十円ついて喜んだら、自分の買い物だったことがあって。それ以来、こういうときは一度疑うことにしています。画面を閉じて、開き直しました。数字は、消えませんでした。
この連載、第4話では初クリックが自分だった話を書いています。初クリックも、初報酬らしきものも、これまで全部自分でした。今回は、そうではありませんでした。
» 何が売れたのかは、分からない
ただ、何が売れたのかは分かりません。
Amazonアソシエイトは、売れた数が少ないうちは商品名が出ない仕様のようです。「何かが売れた」ことだけ分かって、中身は分からない。初めての報酬が、正体不明のままでした。
金額は、コーヒー一杯とちょっとくらいです。細かい数字は規約もあるので書きませんが、ランチには届きません。
それでも、自分の買い物ではありませんでした。私の書いた記事のリンクをたどって、顔も知らない誰かが、何かを買ってくれた。半年書いてきて、初めてのことです。しばらく画面の前から動けませんでした。
どこの誰かも分からないので、お礼の言いようがありません。この場を借りて書いておきます。買ってくださった方、ありがとうございました。
» 売れなかった半年、何をしていたか
報酬が出るまでの半年に、何をしていたかも書いておきます。
最初に狙ったのは、証券口座や保険相談のような、1件で数千円から1万円になる案件でした。単価が高いほうが早いだろう、という考えです。半年で、一件も成約しませんでした。
今なら分かります。口座開設のような大きな決断を、開設半年の、どこの誰とも分からないブログに勧められてする人はいません。自分が読者でも、しません。それが、書いているときには見えていませんでした。
次にやったのが量産でした。本数を増やせばどれか当たるだろうと、多い週はほぼ毎日更新していました。アクセスは増えませんでした。むしろ、検索結果に載せてもらえる記事の割合が下がっていきました。薄い記事を大量に出すと、サイト全体の評価が下がるようです。これを知ったのは、だいぶ後でした。
そのあとは、既存の記事の手直しに時間をかけました。直せば順位が上がると聞いたからです。ただ、元が薄いので、薄い記事が少し丁寧な薄い記事になるだけでした。
振り返ると、どれも「早く稼ぎたい」が先に立っていた気がします。
» 6月に、やり方を変えた
6月に、方針を変えました。決めたのはひとつだけです。自分が何年も使い続けているモノを、正直にレビューする。それだけにしました。
3年、サウナに持って入っているスマートバンド。出張で使い続けているリュック。良いところだけでなく、傷や不満も書く。写真は自分で撮る。単価ではなく、自分の生活に本当にあるものだけを選びました。
書いている間は、こんな地味な記事を誰が読むんだろう、と思っていました。派手さもないし、検索する人も多くありません。ただ、3年使ったバンドの傷や汚れは、私にしか撮れない写真ではあります。
方針を変えて、だいたい1ヶ月後の報酬でした。どの記事から売れたのかは分からないので、はっきりとは言えません。それでも、半年ゼロだったものが、やり方を変えた1ヶ月後に動きました。
» うれしさの後で、電卓を叩いた
うれしくなって、電卓も叩いてみました。この単価で目標の金額に届くには、毎月何百件も買ってもらう必要があります。今のアクセス数からすると、かなり遠い数字です。
なので、レビュー記事だけで生活できるとは思っていません。ただ、半年何をしてもゼロだったものが、初めて動きました。順位でもアクセス数でもなく、知らない誰かが実際にお金を払ってくれた。それが、いちばんの答え合わせでした。
» それでも「収益0ブログ運営記」は続けます
先週、更新が止まったブログの話を書きました。書いても反応がなくて、静かに消えていった人たちのことです。あのブログたちも、もう少し続けていたら、こういう朝が来たのかもしれません。コーヒー一杯分で言うことではないかもしれませんが、そう思いました。
現実的な話もしておきます。このブログには、サーバー代やAIの利用料で、月に2万円ほどかかっています。コーヒー一杯では、まだ大赤字です。
なので、9月末に続けるかどうかを決める基準は変えません。表示回数と順位で判断する、前に決めたとおりにします。一度売れたくらいで基準をゆるめると、なし崩しになりそうなので。
連載のタイトルが嘘になってしまった件は、第9話あたりで考えます。
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朝の静かな時間に、こつこつ記事を書いています。よかったらまた覗きにきてもらえたら嬉しいです。
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