賃貸物件を探していると、たまに「この建物は光回線の工事ができません」という部屋に当たります。ネット環境は生活の土台なので、これは地味に悩ましい問題です。
賃貸で引っ越しのたびに工事の可否を確認するのは、地味にストレスがかかります。私は7年間楽天ひかりを使ってきましたが、今の家を出るとき、または次の引っ越し先で工事NGになったとき、どうするかは気になっていました。そこで調べたのがRakuten Turboです。
楽天ひかりユーザーとして、料金・速度・SPU・最強おうちプログラムへの影響を比較しながらまとめます。私自身はまだ使っていませんが、7年間楽天経済圏で生活してきた視点で、向いている人・向いていない人を整理しました。
📌 この記事の結論
Rakuten Turboは「工事不要・データ無制限・SPU+2倍」が強み。月額4,840円+機器代が実質発生するため楽天ひかりより割高だが、賃貸で工事できない人の現実的な選択肢。楽天モバイルとセットで最強おうちプログラムを使えば月1,000ポイント還元で実質コストを下げられる。
この記事でわかること
Rakuten Turboとは?基本スペックと料金
Rakuten Turboは、楽天モバイルの4G/5G自社回線を使った据え置き型ホームルーターです。コンセントに差してスマホアプリで設定するだけで、最短10分ほどでWiFiが使えます。光回線のように壁に穴を開けたり、工事業者の訪問を待ったりする必要がありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(プラン料金) | 4,840円(税込) |
| 機器代(分割) | 41,580円一括 / 866円×48回(最強おうちプログラムで実質0円) |
| データ容量 | 無制限(混雑時は一時的な速度制限あり) |
| 通信回線 | 楽天モバイル自社回線のみ(パートナー回線不可) |
| WiFi規格 | WiFi 6(802.11ax)対応 |
| SPU倍率 | +2倍(楽天市場でのポイントアップ) |
| 解約金 | 0円(機器代分割中は残額一括払い) |
| 工事 | 不要 |
注意したいのが「機器代実質0円」という表現。これは月866円の割引が48ヶ月続く仕組みで、最強おうちプログラム(楽天モバイルとのセット割)を使うことが前提です。楽天モバイルを使っていない場合は機器代が別途かかるので、申し込み前に確認してください。
また、エリアについても注意が必要です。楽天モバイルには「楽天自社回線」と「パートナー回線(au)」がありますが、Rakuten Turboは楽天自社回線のみ対応。スマホでは繋がっていても、Turboが使えないエリアということがあります。申し込み前に公式のエリアマップでの確認は必須です。
Rakuten Turboのメリット5つ
① 工事不要・最短即日から使える
最大の強みはここです。引っ越し当日にネットが使えるのは、実際にやってみると便利さが段違いです。楽天ひかりを申し込んだとき、工事の予約が2〜3週間先になり、その間スマホのテザリングでしのいだ経験があります。Rakuten Turboであの待ち時間がゼロになるのは、引っ越し直後の忙しい時期には助かります。
② データ無制限で動画・テレワークも使える
月のデータ量を気にせず使えるのは大きなメリットです。モバイルWiFiルーターによくある「月100GB上限」がなく、動画配信・ビデオ会議・子どもの動画視聴なども追加料金なしで使えます。ただし、混雑時に一時的な速度低下はあります。
③ 楽天SPU+2倍(楽天市場でのポイントアップ)
楽天市場をよく使う人にとって、SPUは毎月の還元に直結します。楽天ひかりと同じく+2倍が適用されます。楽天モバイルの最強プランが+4倍なので、両方使えばSPUだけで+6倍。我が家は楽天市場を月3〜5万円使うので、このポイントアップが家計にそれなりに効いています。
④ 最強おうちプログラムで月1,000ポイント還元
楽天モバイルの最強プランと組み合わせることで、毎月1,000ポイントの還元が受けられます(永年)。加えて機器代の月866円割引も48ヶ月続きます。月額4,840円のうち1,000ポイント分が毎月返ってくるので、実質的な負担は約3,840円/月(楽天モバイル利用が前提)。
| 実質月額コストの内訳 | 金額 |
|---|---|
| プラン月額 | 4,840円 |
| 機器代(分割) | +866円 |
| 最強おうちプログラム機器割引 | −866円 |
| ポイント還元(永年) | −1,000pt |
| 実質負担 | 約3,840円/月 |
⑤ 解約金・違約金なし
契約期間の縛りがなく、解約金は0円。ただし機器代を分割払いしている場合は、解約時に残りの機器代を一括で払う必要があります。これを「縛りなし」と読むか「実質縛りあり」と読むかは、使う期間次第です。
知っておくべきデメリット・注意点
① 楽天自社回線のみ対応・エリアが限定的
これが一番の弱点です。楽天モバイルのスマホはパートナー回線(au)にも繋がりますが、Rakuten TurboはRakuten自社回線のみ。地方・郊外・建物の内部で楽天回線が弱い場所では、まったく使えないケースがあります。スマホで楽天回線が安定して繋がっているエリアでも、Turboが使えるかは別途確認が必要です。
② 夜間・混雑時に速度が落ちやすい
4G/5Gの電波を使う仕組み上、夜間(20〜24時)や休日の日中は速度が低下することがあります。実際のユーザーレポートでは、夜間50Mbps以下になるケースも報告されています。楽天ひかりのような光回線は夜間でも安定して200〜300Mbps出ることが多く、速度の安定性では光回線に劣るのは事実です。
③ 機器代が実質的に発生する
「機器代実質0円」は最強おうちプログラム経由の割引があってこそ。楽天モバイルを使っていない、またはプログラム対象外の場合は機器代41,580円が丸々かかります。また月866円の分割中に解約すると残額一括払いが発生するため、「短期間試して解約」は割高になります。
④ 楽天ひかりより月額コストが高い
楽天ひかりのマンションプランは月4,180円。Rakuten Turboは4,840円+機器代866円で実質約5,706円(最強おうちプログラムで1,866円割引後は約3,840円)。最強おうちプログラムを使えばコストは下がりますが、楽天ひかりが引ける環境であれば、楽天ひかりの方がコストパフォーマンスは高いです。
⑤ テレワークメイン・4K動画には向かない
大容量のオンライン会議・ファイル共有・4K動画の長時間視聴は、回線の安定性が重要です。夜間に速度が落ちやすい特性上、仕事のメイン回線として使うのは少しリスクがあります。サブ回線として割り切るか、ライトユースに限った使い方が現実的です。
楽天ひかりとRakuten Turboを比較
7年間楽天ひかりを使ってきた立場から、両者を比較します。
| 項目 | Rakuten Turbo | 楽天ひかり |
|---|---|---|
| 工事 | 不要 | 必要 |
| 月額(実質) | 約3,840円〜 ※最強おうちP適用時 | 4,180円〜 ※マンション |
| 速度の安定性 | 夜間低下あり | 安定 |
| データ容量 | 無制限 | 無制限 |
| SPU倍率 | +2倍 | +2倍 |
| 最強おうちP | ◯(1,000pt/月) | ◯(1,000pt/月) |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
| 向いている場面 | 賃貸・転勤・引っ越し直後 | 長期定住・戸建て・テレワーク |
SPUと最強おうちプログラムは両方とも同じ条件で適用されます。つまり楽天経済圏のメリットはどちらを選んでも変わらない。差が出るのは「工事できるか」「速度の安定性をどこまで求めるか」の2点です。
工事が問題なくできるなら、楽天ひかりを選ぶ方がコストと安定性のバランスがいいです。ただ楽天ひかりへの乗り換えを検討している方は、楽天ひかり7年使用レビューも参考にしてください。
Rakuten Turboが向いている人・向いていない人
✅ こんな人に向いている
- 賃貸で光回線の工事ができない
- 転勤・引っ越しが多い
- 引っ越し直後すぐにネットを使いたい
- 楽天モバイルを使っていてSPUを上げたい
- 動画・SNS・Zoomなどライトな使い方メイン
❌ こんな人は楽天ひかりの方がいい
- 工事OKの環境に長期定住する
- テレワーク・大容量ファイル転送がメイン
- 4K動画を夜間によく見る
- 楽天モバイルの自社回線エリア外
- 建物の構造上、電波が入りにくい
「工事できないけどネットは欲しい」という状況で、楽天モバイルのエリア内なら、Rakuten Turboは現実的な選択肢です。一方、長く住む予定で工事が可能なら、安定性とコストの両面で楽天ひかりに軍配が上がります。
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朝5時ごろに新しい記事を更新しています。明日もまた、お会いできたら嬉しいです。
