毎月の給料が上がらないのに、生活費は少しずつ上がっていく。そんな悩みを抱えているなら、まず手をつけるべきは固定費の見直しです。私自身、固定費を見直したことで、スマホ代の削減と保険の整理だけで合計数十万円単位の成果がありました。年間で考えると相当な差になります。
固定費とは、毎月必ず発生する支出のこと。家賃・通信費・保険料・サブスクリプション・駐車場代などが代表例です。これらは一度見直すだけで、何もしなくても毎月節約効果が続く「最強の節約」です。
なぜ固定費から始めるべきなのか
節約というと「コンビニに行かない」「外食を減らす」といった変動費の削減をイメージしがちです。しかし変動費の節約は毎回ストレスと意志力が必要で、長続きしません。
一方で固定費の削減は、一度手続きをするだけで効果が永続します。携帯料金を月5,000円下げれば、年間60,000円の節約が自動的に続きます。これが固定費見直しの最大のメリットです。
私がはじめて固定費を本格的に見直したのは、リベシティ(両学長)のYouTubeがきっかけでした。「保険は最大の無駄遣い」という言葉に衝撃を受け、家計の固定費を全部書き出してみると、保険料だけで毎月数万円以上を払っていたことに気づきました。思い切って固定費を全部見直した結果、年間で相当な節約に成功。固定費削減は「最初にやるべき家計改善」だと、自分の経験から確信しています。
ステップ1:スマートフォン代を見直す(月▲3,000〜6,000円)
大手キャリア(docomo・au・SoftBank)を使っている場合、格安SIMまたは大手の低価格プランへの乗り換えで月3,000〜6,000円の節約が狙えます。
- 楽天モバイル:月3GB以内なら月1,078円〜。データをあまり使わない人に最適
- ahamo(ドコモ):月20GBで2,970円。大手品質を維持しながらコストダウン
- povo2.0(au):基本料0円。トッピング制で使い方に合わせて選べる
- LINEMO(ソフトバンク):月3GBで990円。LINEのデータ通信が無料
年換算:月5,000円節約 × 12ヶ月 = 年間60,000円
【私の場合】以前はソフトバンクを使っていて、夫婦2台で月2万円近く払っていました。楽天モバイルに乗り換えてからは2台合計で月6千円前後に。年間で約17万円の節約になった計算です。データ使い放題でテザリングも使えるので、外出先での作業も快適になりました。乗り換えの手続き自体は1時間もかからず、もっと早くやればよかったと思っています。
ステップ2:保険料を見直す(月▲5,000〜15,000円)
会社員には健康保険・雇用保険・厚生年金が備わっています。そのため、民間保険で重複して備えているケースが非常に多いです。
- 貯蓄型保険(終身保険・個人年金):NISAで運用した方が高リターンな場合が多い
- 医療保険:高額療養費制度があるため、月1万円超の医療保険は過剰なことも
- 重複している特約:複数の保険に同じ保障が重複していないか確認
無料のFP相談(保険チャンネル・マネーキャリアなど)を活用して、自分に本当に必要な保障だけに絞りましょう。年換算:月10,000円節約 × 12ヶ月 = 年間120,000円
【私の場合】リベシティで保険の仕組みを学んでから、加入していた保険を全部棚卸しました。貯蓄型の終身保険・夫婦それぞれの医療保険・収入保障保険・がん保険と、毎月の保険料を合計するとかなりの額になっていました。
最大の決断は、貯蓄型の終身保険の解約です。毎月高い保険料を払っていましたが、実際の運用利回りはNISAと比べて大幅に劣ります。解約返戻金として約400万円を受け取ることができ、その全額を子どもたちのジュニアNISAに一括投入しました。保険のまま置いておいても増えにくいお金が、NISAなら非課税で増やせます。保険の解約は、わが家の固定費削減の中でもっともインパクトが大きかった判断でした。
また、会社員には高額療養費制度があります。入院・手術で高額な医療費がかかっても、月の自己負担には上限があります。この制度を正しく理解してからは、高額な医療保険に毎月払い続ける必要はないと判断し、夫婦の医療保険も大幅に見直しました。
保険の解約は「怖い」と感じる人が多いですが、実際に手続きしてみると思ったより簡単でした。コールセンターに電話して解約の意思を伝えると、書類が郵送されてきます。書類に記入して返送するだけ。返戻金は指定口座に振り込まれます。もし自分に本当に必要な保障がわからない場合は、まず無料のFP相談を活用して整理してみることをおすすめします。
ステップ3:不要なサブスクを整理する(月▲3,000〜10,000円)
気づかないうちに積み重なっているのがサブスクリプションです。銀行・クレカの明細を3ヶ月分チェックして、引き落とし一覧を作りましょう。
- 動画配信(Netflix / Prime Video / Disney+)の複数契約
- 使っていないジム会費・習い事の月謝
- クレジットカードの年会費(使っていないカード)
- ソフトウェアのサブスク(Adobe / Microsoft 365など)
- 音楽配信の重複(Spotify, Apple Musicなど)
年換算:月5,000円節約 × 12ヶ月 = 年間60,000円
サブスクは「なんとなく使っている気がする」という感覚のまま放置しがちです。おすすめの整理方法は、クレカや銀行の3ヶ月分の明細を印刷して、引き落とし先を一覧化することです。金額・引き落とし先・使用頻度を書き出すだけで「そういえばこれ、全然使ってない」が必ず出てきます。家族と一緒に確認すると、気づいていなかったサブスクが見つかることもあります。年に1回、年末に棚卸しする習慣をつけるだけで、無駄な出費をぐっと抑えられます。
ステップ4:電力・ガスを乗り換える(月▲1,000〜3,000円)
2016年の電力自由化以降、消費者が自由に電力会社を選べるようになりました。比較サイト(エネチェンジなど)で料金シミュレーションをするだけで最安値の会社がわかります。電気とガスのセット契約で割引が適用されることも多いです。
年換算:月2,000円節約 × 12ヶ月 = 年間24,000円
電力・ガスの切り替えは、申し込みから完了まで1〜2ヶ月程度で手続きできます。現在の会社への解約連絡は不要で、新しい会社に申し込むだけで自動的に切り替わります。引っ越しのタイミングや契約更新時期にあわせて検討してみましょう。まずはエネチェンジなどの比較サイトで、年間いくら変わるか確認してみることをおすすめします。
4ステップ合計:年間約26万円以上の節約
| 見直し項目 | 月間節約額 | 年間節約額 |
|---|---|---|
| スマートフォン代 | ▲5,000円 | ▲60,000円 |
| 保険料 | ▲10,000円 | ▲120,000円 |
| サブスクリプション | ▲5,000円 | ▲60,000円 |
| 電力・ガス | ▲2,000円 | ▲24,000円 |
| 合計 | ▲22,000円 | ▲264,000円 |
固定費の見直しで浮いたお金は、そのまま銀行口座に眠らせず、NISA口座で積立投資に回しましょう。節約した月2万円を毎月積立て続けるだけで、10年後には運用益も含めて大きな資産になります。「節約したお金をどこに置くか」で、最終的な資産額が大きく変わります。私自身、固定費削減→NISA積立というルーティンを5年続けた結果、資産を大きく育てることができました。節約は「ゴール」ではなく「資産形成のスタート地点」だと思っています。
固定費の見直しで大切なのは「一度やって終わり」にしないことです。料金プランは時代とともに変わります。今の最安プランが2年後も最安とは限りません。スマホ・保険・サブスクを年に1〜2回、定期的に棚卸しする習慣をつけると、ずっと家計を最適な状態に保てます。私は毎年春を「固定費見直しの季節」と決めています。家計の健康診断だと思えば、それほど面倒にも感じません。
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まとめ:固定費の見直しは「やった人だけ得をする」
- スマートフォンは格安SIMに乗り換えるだけで年6万円以上の節約になる
- 保険は「貯蓄型」と「重複している保障」から見直す。会社員には高額療養費制度がある
- サブスクは3ヶ月の明細を確認して、使っていないものをすべて解約する
- 節約したお金はNISAで積立投資に回すことで、節約の効果が長期で複利に膨らむ
固定費の見直しは、一度やれば効果がずっと続きます。私自身、保険の整理だけで返戻金約400万円を手にでき、スマホ乗り換えで年17万円節約できました。今日1つだけ着手するなら、まずスマホ料金の確認からはじめてみてください。
今日のアクションプラン
- 今使っているスマホの月額料金を確認する(請求書・マイページ)
- 楽天モバイル・ahamo・povoなど格安プランの料金と比較してみる
- 保険の証券を引っ張り出して、毎月の保険料の合計を計算してみる
- クレカ・銀行の3ヶ月分明細を見て、心当たりのないサブスクがないか確認する
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