資産形成・投資

積立シミュレーション早見表|月1万〜5万円を何年続けるといくらになる?【2026年】

この記事は約6分で読めます。

「毎月コツコツ積み立てたら、何年でいくらになるんだろう?」——これから資産形成を始める人にとって、いちばん知りたい数字だと思います。

私自身、月5,000円のつみたてからスタートして、今ではある程度資産形成が進みました。最初は「こんな少額で意味あるの?」と半信半疑でしたが、続けてみて複利の効き方に驚いた一人です。

そこで、月1万〜5万円を10〜30年積み立てると、いくらになるかを金額別に全部計算してみました。年利は3%(保守的)・5%(控えめな現実線)・7%(抑えた強気線)の3パターン。自分の月額と年数に近いところを探してみてください。

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月1万や2万くらいの少額でも、やる意味ってあるんでしょうか?正直、たいして増えない気がして…。
ゆしあん
それが、年数が長いほど”運用益”がふくらむんです。私も月5,000円からでした。少額でも「早く始めて長く続ける」のが一番効きます。早見表で見てみましょう。
✅ この記事の結論

たとえば月3万円を年利5%で積み立てると、10年で約463万円、20年で約1,217万円、30年で約2,446万円。同じ月3万円でも、10年と30年で将来額は5倍以上違います。カギは「金額」より「続けた年数」。早く始めて長く続けるほど、複利が後半でぐっと効きます。下の早見表で自分の月額×年数を確認しましょう。

» 試算の前提条件

前提を先に置いておきます。あくまで”ざっくりの目安”です。

  • 毎月一定額を積み立て、運用益も再投資(複利)
  • 年利は3%・5%・7%の3パターンで比較
  • 新NISA口座を想定し、運用益は非課税
  • インフレ・手数料・税金は考慮しない(シンプルな目安)
  • 数字は筆者が月次複利で試算(2026年)。相場で前後します

» 年利3%(保守的)の積立早見表

まずは控えめに、年利3%で見てみます。”これくらいは堅く狙えるかな”という保守ラインです。

毎月の積立額10年後20年後30年後
月1万円約139万円約327万円約579万円
月2万円約279万円約654万円約1,157万円
月3万円約418万円約981万円約1,736万円
月5万円約697万円約1,634万円約2,894万円
※年利3%・毎月積立の将来価値(筆者試算・月次複利・2026年)

保守的な3%でも、月3万円を30年で約1,736万円。新NISAの非課税枠を活かせば、この約670万円の運用益(元本1,080万円との差)に税金がかからないのは大きいです。

» 年利5%(控えめな現実線)の積立早見表

次は年利5%。全世界株や米国株のインデックス投資で、長期なら”控えめに見てこれくらい”という現実線です。

毎月の積立額10年後20年後30年後
月1万円約154万円約406万円約815万円
月2万円約309万円約812万円約1,631万円
月3万円約463万円約1,217万円約2,446万円
月5万円約772万円約2,029万円約4,077万円
※年利5%・毎月積立の将来価値(筆者試算・月次複利・2026年)

年利5%なら、月3万円・30年で約2,446万円、月5万円なら約4,077万円。3%のときと比べて、同じ積立額でも将来額が大きく伸びます。利回りの差は、長期になるほど効いてきます。

» 年利7%(抑えた強気線)の積立早見表

年利7%は、過去の実績よりはあえて抑えた”強気線”です(実績は後述します)。

毎月の積立額10年後20年後30年後
月1万円約171万円約508万円約1,169万円
月2万円約342万円約1,015万円約2,339万円
月3万円約513万円約1,523万円約3,508万円
月5万円約855万円約2,538万円約5,847万円
※年利7%・毎月積立の将来価値(筆者試算・月次複利・2026年)

7%だと月3万円・30年で約3,508万円、月5万円なら約5,847万円。3%との差はおよそ2倍です。たった数%の利回り差が、30年でこれだけ開く——これが複利の怖さであり、面白さでもあります。

» 複利は「後半」に効く|元本と運用益の逆転

もう一つ、ぜひ知っておいてほしいのが「複利は後半に効く」ということ。月3万円・年利5%で積み立てたときの、元本と運用益の内訳を見てください。

期間積み立てた元本運用益合計
10年360万円約103万円約463万円
20年720万円約497万円約1,217万円
30年1,080万円約1,366万円約2,446万円
※月3万円・年利5%の場合の元本と運用益(筆者試算・2026年)

注目は30年。運用益(約1,366万円)が、自分で積み立てた元本(1,080万円)を上回っています。10年目では運用益はまだ約103万円。つまり複利は、最初の数年はゆっくりで、後半になって一気に効いてくるんです。だから「早く始める」ことが、何よりの武器になります。

とはいえ、「もう遅いかも」と思う必要はまったくありません。
私自身、本格的にNISAを始めたのは36歳。決して早いスタートではありませんでしたが、コツコツ続けたらある程度まとまった金額になりました
“今日”が、これからの人生でいちばん若い日です。まだ始めていない人も、今すぐ動けば十分間に合います。月1万円でも、まず一歩を踏み出すことが何より大事です。

» 過去の実績と、これからの心構え

ここまで年3〜7%で試算しましたが、参考までに過去の実績を。過去20年の円建て・配当込みの平均年利は、オルカン(MSCI ACWI)が約9.9%、S&P500が約11.7%でした(出典:myINDEX)。本記事で使った7%より、実際は高い実績だったのです。

ただし注意も必要です。この高さは円安が大きく押し上げた面があり、将来も同じ利回りが続く保証はありません。円高に振れれば下がります。だからこそ、この記事ではあえて保守的な3〜7%で試算しました。「過去はよかった。でも未来は分からない」——この前提で、無理のない金額を長く続けるのが、いちばん再現性のある方法だと思っています。

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よし、始めてみようかな。最初は何から準備すればいいですか?
ゆしあん
まずは証券口座を開いて、新NISAで月1万円からでもOK。私も少額スタートでした。家計はマネーフォワードMEで見える化しておくと続けやすいですよ。

💡 積立を始めるなら、まずこの3つ

私たち夫婦が5年以上使い続けている3つを紹介します。どれも口座開設・登録は無料です。

  • 楽天証券:楽天カード積立でポイントが貯まる・画面がシンプル。私たちのメイン口座
  • SBI証券:三井住友カード積立に対応・取扱商品数No.1。サブ口座として活用
  • マネーフォワードME:家族5人・10口座を1画面で管理。積立の成長がひと目で分かる

そして、積み立てて増やした”その先”——どう取り崩すかも大事です。取り崩し側の早見表は資産の取り崩しシミュレーション早見表に、考え方は新NISA出口戦略にまとめています。「入口(積立)」と「出口(取り崩し)」をセットで知っておくと安心です。

✅ この記事のまとめ:積立は「早く・長く」が最強

  1. 月3万円・年利5%なら、10年で約463万円・20年で約1,217万円・30年で約2,446万円
  2. 同じ積立額でも、続けた年数で将来額は何倍も変わる(金額より”年数”が効く)
  3. 複利は後半に効く。30年では運用益が元本を上回る
  4. 利回り3%と7%では将来額がおよそ2倍違う。ただし利回りは選べないので”続ける”ことに集中する
  5. 過去20年の円建て実績はオルカン約9.9%・S&P500約11.7%だが、円安効果が大きく将来は不確実

「いくら積み立てるか」より「いつ始めて、どれだけ続けるか」。少額でも、今日始めた人がいちばん有利です。

朝5時ごろに新しい記事を更新しています。明日もまた、お会いできたら嬉しいです。